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2007-10-01(Mon)

二つの意見書を読んだ雑感(中間レポート)

 あたしは、いつも具体的に考えることにしている。スローガンやお題目は、現実を見えなくするし、雰囲気に流されて、ものを考えない人を作り出す。
 
 日向ぼっこの意見書と、その発言に危機感を覚えて出したカウンターレポートとともいうべき、Edwardさんの意見書(正式には「施設内虐待を許さない会」の意見書だけど、全文を起草しているから、あえていうわね)を読み比べると、その違いがよく分かるの。
 25才の若い施設出身者とおじさまの域に達しているEdwardさんを比べるのは、彼女にハンデがありそうだけど、施設出身の大学の講師が顧問に付いているから、ま、イーブンということで。

 だけど、独身女性である日向ぼっこ代表と、子育てパパとしてのEdwardさんの目線の向きの違いは、真逆といっていい程、方向性が違う。同じ、施設出身者であるにもかかわらず…
 
 両者の違いは、まとめに端的に表れているの。

 日向ぼっこが、
 
10 年・20 年後の社会的養護の下で生活する施設で暮らす子ども達の多くが施設での生活に負い目に感じることなく、自らの人生を切り拓けるように。

 と、施設での生活を前提とした意見書であるのに対して、
 
乳児院、児童養護施設の入所期間の上限を定め、子ども時代の大半を施設で育つ子どもが絶対に出ないような仕組みを作るべきである。

と、「最大の児童虐待は、子ども時代の全てを乳児院・養護施設で育つこと」と明確に分かれているの。

 日向ぼっこは、養護施設で全ての子ども時代を育つことを肯定し、Edwardさんは、「子どもの家庭で育つ権利」の侵害だと明確に否定している。

 Edwardさんが、日向ぼっこの意見書や意見表明というものに危機感を感じ、二度も意見書を書いたのは、ものすごくわかるの。
 
 Edward意見書によると、養護施設にいる子どもの平均入所期間は、4.4年なの。
 
 だけど、「10年以上養護施設に入所している児童数は、3,125人であり、全入所児童の10.3%である」と、明確にいっている。Edwardさんも、Leiちゃんも、あたしも、このカテゴリーに入るし、子ども時代の全てを施設で育ち、家庭を知らずに社会に出て行く子どもたちへの思いがある。

 途中から施設に入った人は、オール施設育ちのEdwardさんが、懸命に子どもたちを施設ではなく里親家庭で育てて欲しい、と言っているのが理解不能なのだと思う。

 家庭を知り、途中から施設に入った人は、「家庭を理解できないこと」が理解できないのだと思うの。
 
 家庭というイメージを、たとえ機能不全家庭であろうと持っている人と、まったくイメージを持たない人の違いなのだと思うの。

 日向ぼっこの人たちは、将来、結婚し、子どもが生まれたとき、どうするのかしら?
「施設で誇りを持て」とばかりに、子どもを施設に入れるのかしら。

退所後の実態(出口)から入口方向を視るという双方向からの検証や評価が必要である。

と「日向ぼっこ意見書」は言うけど、出口は、施設出身者の子育てだと思うのよ。施設だけで育つことが、結婚生活や子育てにどんな影響を及ぼすのか、その観点から、施設で育つことを問い直すべきなの。

人は、イメージにないものを作れないの

 そして、少なくない数の施設育ちが、結婚に失敗し、子育てに失敗し、子どもが再び施設に入ってくる。施設二世、施設三世を生み出しているの。
 施設育ちの連鎖は続いているの

 日向ぼっこ意見書については、また継続して書いていくつもり。

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comment

ここにもコメントさせてください。
ALL施設だろうが、途中から施設に入った人だろうが、施設育ちの連鎖へ
流れてしまうのは、補助者不在だと考えます。

行政利用方法を知らない。
親族などが疎遠で頼れない。
近所付き合いするにも、価値観の共有ができない。

核家族が個の単位で、全てを処理していかなければならない状況が

 結婚に失敗し、子育てに失敗し、子どもが再び施設に入ってくる。

を生んでいると思うのです。

私は施設にいたかった。たとえ自立支援施設 へ移されても…
たとえ、性的虐待が過去にあったとしても…

壊れた家庭って、施設の最低生活以下という実感だから…


で作業していました

 Maria、今日から全国里親大会が始まるので、sidoさんが当日配る資料を送ってきてくれました。凄い内容なので、思わず拝んで?しまいそうだった。

 で、勝手に応援サイトにUPしたから、変だったら教えるか修正しといて下さいね。ちょっと今日からモバイラーになりそうです。なるべくアクセスしますけど。

 それから勝手に応援サイトにカウンターを付け忘れてるけれど、後でつけます。

 TBしたので、確認お願いします。
 

これもお願い

http://www.hitachi-zaidan.org/odaira/topics/docdata/topics71_03.pdf

(財)小平記念日立教育振興財団
家庭教育シンポジウム「親子の 絆はどこに行く~現代家族の多様化と愛着理論~」

基調講演Ⅱ「児童福祉施設における心理臨床の現状と愛着理論」
講 師 増沢高 氏(子どもの虹情報研修センター 研修課長)


http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/syoushi/news/presssyoushi050831-3.pdf

社会的養護の下に育つ
子どもたちへの自立支援のあり方
―少子社会の進展と子どもたちの自立支援(中間のまとめ)―


 社会保障審議会の資料を里親さんを勝手に応援サイトにリンクを貼っておきました。5月から更新してなかったです。

 里親さんを勝手に応援サイト http://sky.cside6.com/hooray-fosterfamily/index.html

社会保障審議会児童部会社会的養護専門委員会資料

社会保障審議会児童部会社会的養護専門委員会資料
http://www.wam.go.jp/wamappl/bb11GS20.nsf/aCategoryList?OpenAgent&CT=10&MT=010&ST=110

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資料 家庭で育つ事ができない子ども達の為に、私達里親ができる事

 里親sidoさんが第53回里親大会へ向けて作成した資料を公開させていただきます。家庭で育つ事ができない子ども達の為に、わたし達里親ができる事docファイル pdfファイル※テキス...

資料 家庭教育シンポジウム

(財)小平記念日立教育振興財団家庭教育シンポジウム「親子の 絆はどこに行く~現代家族の多様化と愛着理論~」基調講演?「児童福祉施設における心理臨床の現状と愛着理論」講 師 ...
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