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2007-10-27(Sat)

施設当事者と施設出身者の違い

 施設出身者の意見の流れは、大きく分けて二つになると思うの。これは、Mariaの勝手な分類だから、違う考えがあればご意見下さいね。
 
 ひとつは、Leiちゃんやあたし、Edwardさんなどの養護施設全部育ちの「子ども時代の全てを養護施設で育つのは、行政によるシステム虐待である」という、子どもの権利条約第20条「親が育てることの出来ない子どもの家庭で育つ権利」を主張する里親推進グループ。
 
 もうひとつは、日向ぼっこや以前から絡んでいた家庭虐待などの理由で、大きくなってから施設に入った方など、「養護施設は問題はあるけど、それを改善すれば、子ども時代を施設で育つのはOK」という施設万歳グループ。

 この施設万歳グループは、施設当事者という言葉を使い、当事者能力があるかのような勘違いをし、施設を改善することが目的と化している。

 片や施設全部育ちは、当事者能力が無かったことは知っているから、当事者なんて言葉でごまかされたくないから、あくまでも施設出身者と言い続けるの。
 人間の育ちについて、発達心理学的見地に立てば、そもそも、乳幼児期の人間は、集団で育つようには出来ていないの。
 アリやハチなどの昆虫では、集団で育つとはいうものの、女王アリや女王蜂のもとに一家をなしている集団であり、遺伝的つながりもない赤の他人が一緒に生活する養護施設と比べる意味もないの。というか、昆虫と人間を比較しても意味がないの。
(「誰もそんなこと言ってねー、おまえが勝手に言ってるんだ」とつっこまないでくださいね(;^_^A アセアセ…)

 施設を出た子どもは、大切に思える人と出会い、出来れば結婚し、大切な人の子どもを産み、または産んでもらい、一緒に子どもを大切育てるのが人生のテーマなの。ここで、非婚やDINKSは、ややこしくなるから省略。
 人生の目的は、次世代を産み大切に育てること。自分で産まなくても、次世代の育成に協力し、人類としての種を継続していくこと。
 そして、自分とパートナー、子どもが幸せになることなの。

 さて、養護施設を改善すれば、「養護施設で子ども時代の全てを育つこともOK」という施設万歳派は、養護施設で育った過去を肯定するか、または、もう少し改善すれば良かったと、養護施設を改善しようとするわけ。
 養護施設は、どんな改善しようと、家庭にはなり得ないという事実には目をつむり、養護施設をよくするための闘争を続けるの。
 途中から養護施設に入った方が多くて、なぜか、出身家庭の話は出てこないの。小学校中学年で施設に入ったのだから、10年以上家庭で過ごしたはずなのに、過ごした時間の少ない養護施設の改善ばかりに血道を上げるの。
 
 あたしには、これが不思議なの。単に親が育てられないのなら、里親家庭などのセカンドファミリーに行けばいい話。虐待を受けていたのなら、虐待する親のカウンセリングと親業の訓練を行い、それでも家庭復帰が出来なければ、里親家庭に行けばすむ話なの。
 家庭虐待のベストな解決策は、親が子どもを虐待せずに育てるように変えること。 駄目な場合は代替家庭へ行き、養護施設に入れるのは、最後の手段でしかない。
 
 なのに、養護施設途中入所組は、おしなべて養護施設改善提案ばかりで、家庭虐待を改善し、子どもを家庭復帰する話にならないの。
 家庭の問題には向き合えないのか、虐待親を見限っているのか、家庭よりも養護施設に性格が向いているのか知らないけど、家庭の話は一切せずに、「養護施設万歳」ばかり。

 日向ぼっこ意見書では、養護施設に入所した家庭内虐待などの原因への言及もなく、その解決に向けた施策提言もなく、養護施設に入った後の問題しか意見していないの。
 ようするに、養護施設制度を肯定し、施設で育った自分たちを理解しろ、といっているに過ぎないの。これは、虐待家庭から養護施設に入る人たちの陥る罠だとおもうの。
 虐待家庭や虐待親に向き合うことから逃げ、自分の問題を養護施設にすり替えているにすぎないの。

 sidoさんの里親意見書によると、「10年以上児童養護施設に入所している児童数は、3,125人であり、全入所児童(30,416人)の10.3%にあたります」とのこと。
 平均入所期間が4.4年だから、2歳から18歳の16年間で、出入りする子どもが約3.6回転していることになる。
 89.7%の子どもが3.6回転すれば、10年以上施設にいる子どもは、全期間入所児童数の32分の1になるの。あたしたちは、実は施設入所児童の10%ではなく、3.1%でしかなかったの。

 だから、圧倒的に多い施設短期間入所たちの声に押されてしまうの。彼ら、彼女らにとっては、家庭を知らずに施設で全部育つことは問題にすらならないの。虐待家庭とはいえ、家庭イメージがあり、「あんなの親じゃない」といえる反面教師としての虐待親のイメージがある。

 Leiちゃんがブログのサブタイトルに「元・児童養護施設内マイノリティの自己主張ブログ」とあるけど、あたしたちは、養護施設育ちというマイノリティの中で、さらにマイノリティなのだと思い知らされたわ。
 
 この長期入所児童は、次から次へと入所し、短期間滞在し、家庭復帰していく、他の9割の児童を見送り続ける、いわば、施設に置き去られた子どもといえます。
 
 このsidoさんの里親意見書の言葉が心に突き刺さるわ。
 
 乳児院・児童養護施設の入所年限を定め、長期入所児童を出さない仕組みが必要です。
 
 ホントにそうだと思うわ。

あたしは、養護施設で生き延びた自分を肯定する。

だけど、子どもが養護施設で育つことには絶対反対する。

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