*All archives* |  *Admin*

≪05  2017/06  1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30  07≫
--------(--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2007-10-27(Sat)

日向ぼっこ代表への公開質問

日向ぼっこ代表への公開質問

 ひなたぼっこ代表は、先日の社会的養護専門委員会において、以下のように発言し、意見書にも同文を記載しています。
 
>私たち「日向ぼっこ」はまだ1 年半ですけれども、活動
>を通じて、養護施設に限って施設生活は改善・充実してい
>て、インケア中の子どもたちが施設に対して不満を持って
>いるということは少なくなっているのではないかと感じて
>います。

 これは、どのような根拠で発言されているのでしょうか?
 最近では、栃木県の普恵園では、理事会が養護施設を廃園する決定をし、60人近い入所児童が路頭に迷おうとしています。
 また、神奈川県の聖園子どもの家では、情報公開請求により、施設職員から多数の児童への性虐待が判明しています。
 おなじように社会的養護専門委員会に出された施設内虐待を許さない会の意見書では、「平成19年3月末現在、8年間で約26か所の施設に対して改善勧告等が出され、勧告が出されないまでも施設内人権侵害が発覚した児童養護施設は72ヶ所を上回り、これは日本の養護施設の13.6%(1割以上)に当たる」とあります。 

 どの程度の養護施設と児童数を調査し、「インケア中の子どもたちが施設に対して不満を持って いるということは少なくなっている」と判断されたのでしょうか。根拠となる資料をお示しください。

さらに、

>しかし退所後、抱える生きづらさが大き過ぎるが
>故、その原因が施設で育ったことと必要以上に結び付けら
>れてしまっている現状を感じています。

 この「しかし退所後、抱える生きづらさが大き過ぎるが故、その原因が施設で育ったことと必要以上に結び付けられてしまっている現状」とありますが、「必要以上」と判断される根拠は何なのでしょうか。
 養護施設だけで育ち家庭を知らない方が、社会での不適応症状を、自分の努力不足を顧みずに、全て養護施設で育ったせいにしているとの趣旨でしょうか。
 この意見は、どの程度の数の施設出身者を取材しての感想なのでしょうか?
 Edward氏からは、卒論の取材を受けたと聞いていますが、卒論を取材した方々からの感想なのでしょうか?
 現在の日向ぼっこのメンバーから受ける感想なのでしょうか?
 日向ぼっこ座談会を以前されたと聞いていますが、その座談会に参加された方々の話を聞いて、代表が感じたことなのでしょうか?
 ひょっとして、ネットで発信している私たち施設出身者のブログ発言に基づいた意見なのでしょうか。

 そして、代表の分析対象となった方々は、その分析に賛同されたのでしょうか。分析対象となった方々の背景を、個人情報に抵触しない範囲でお答え下さい。

>一般の家庭がパー
>フェクトではないように、施設もどの子どもにとってパー
>フェクトになることは難しいと思います。

 代表は、養護施設側の意見を代弁するために委員会発言をされたのでしょうか。それとも、養護施設児童に対して、「施設はパーフェクトではないから我慢しろ」と諭しているのでしょうか。

>「虐待の世代間連鎖」に関して、中にはこの表現そ
>のものが虐待の世代間連鎖論を支持するととらえる人もい
>るのではないでしょうか。

 「虐待の世代間連鎖」と表現することが、虐待の世代間連鎖を支持するという論拠は何なのでしょうか。誰がそのように捉えるのでしょうか。根拠となる資料を示して下さい。

>「虐待の世代間連鎖」が「被虐待
>児は長じて虐待をする」「虐待者はかつての被虐待児であ
>る」という単線的な言説を通じて、マスコミなどによる相
>乗効果もあり世情に流布されていますが、こうした言説が
>被虐待児へのエンパワーメントにつながらないことは自明
>であります。

 「虐待の世代間連鎖」などを「単線的な言説」と言われますが、どう単線的なのでしょうか。さらに、「虐待の世代間連鎖」の流布がエンパワーメントにつながらないことは「自明の理」と言われますが、どう「自明」なのでしょうか。

>特別な専門的ケアを
>受けることで子ども自身が「自分は病気」ととらえる弊害
>がないか、疑問が生じます。

 病気になったら医者にかかるのが当然なように、トラウマを持った子どもは、「特別な専門的ケア」を受けるべきだと考えますが、「自分は(虐待の後遺症で)病気」になったと正しく認識することは、なぜ「弊害」になるのか、お教え下さい。

>「児童養護施設職員による虐待
>事件」に関して。児童養護施設における施設内虐待の発生
>は非常に深刻な問題です。しかし一方で、他の社会的養護
>の方法においても虐待事件の発生は十分考えられることか
>ら、児童養護施設だけでなく、社会的養護全体で虐待が発
>生しないための方策が必要です。また家庭的養護において
>も同様のことが言えます。

 最初に「インケア中の子どもたちが施設に対して不満を持っているということは少なくなっている」と発言されていながら、「施設内虐待の発生は非常に深刻な問題です」と発言されるのは矛盾を感じます。施設内虐待を受けている子どもたちは、それでも不満を持っていないとの趣旨でしょうか。
 「家庭的養護」がここで唐突に出てきますが、家庭的養護についての言及が文中に一切無い中で、「虐待」に触れたここでのみ出された理由をお教え下さい。

>治療・専門的ケア機能の強化が医療モデル化の方向へと過
>度に進み過ぎると、専門家依存や薬漬け、医療への囲い込
>み現象が生じてしまうのではないでしょうか。

 トラウマ治療のことを指すのだと思われますが、トラウマ治療が「専門家依存や薬漬け、医療への囲い込み現象」にどうして結びつくのか、説明をしてください。
 それとも、トラウマ治療は重篤なものでなく、「治療・専門的ケア機能の強化」は不要とのお考えでしょうか。
 トラウマ治療の専門家から危惧が指摘されての根拠ある発言だと思われますが、その方の論文などをお示し下さい。

>子どもに
>よっては必ずしも上級学校への進学のみが適切とは限らな
>い場合があります。例えば学校の成績は振るわないが手先
>が器用でいわゆる技能職など「ものつくり職人」などへの
>道が適している場合もあります。

 高校全入の時代において、全ての子どもが高校進学するのが当然の権利であると考えますが、どのような子どもが「上級学校への進学で適切でない」のでしょうか。「もの作り職人」を否定しませんが、高校を卒業してからでもいいのではないでしょうか。
 
>終わりに、さまざまな意見をさせていただきましたが、
>私たち「日向ぼっこ」も児童養護の当事者団体としてでき
>ることに精一杯努めたいです。10 年、20 年後の社会的養
>護の下、施設で生活する子どもたちの多くが施設での生活
>を負い目に感じることなく、自らの人生を切り開けるよう
>に。

 私たちは、Edward氏とともに、「乳幼児は原則里親委託」「子ども時代の全てを施設で育つのはシステム虐待である」と主張してきました。Edwardさんも、代表に、施設出身者の立場から「子どもは原則として家庭で育つべきだ」として、里親制度の推進を進言しています。
 10年後、20年後は、養護施設がなくなり、欧米のように、子どもの権利条約第20条「子どもの家庭で育つ権利」に従って、大半の子どもが施設ではなく、里親家庭で育つことを願って発信しています。
 私自身は、施設で集団リンチをうけ、小学生のときに施設内で集団レイプを受けたトラウマで、施設出身者と聞くだけでふるえが走り、そのような方たちと会うことは出来ません。そこで、直接会う必要のないネットで「子どもたちを施設ではなく里親家庭で育てて欲しい」と微力ながらに訴えています。いわば、日向ではなく日陰で活動している状況です。
 今回、そのような、他の施設出身者の意見や願いが排除され、「里親制度推進」への言及が一切無い意見書を出されたのは、どのようなお考えからなのでしょうか。
 ちなみに、Edward氏は、施設内虐待を許さない会の意見書を起草する際、ネットで意見を募集しています。
 
 代表及び日向ぼっこは、乳幼児時期から、子ども時代の全てを養護施設で育つことを是としているのでしょうか。
 それとも、養護施設で育つ子どもが、虐待のない健全な里親家庭に行くのは、「子どもの最善の利益にならない」とお考えなのでしょうか。

 代表の意見は、厚生労働省の諮問機関である社会福祉審議会児童部会社会的養護専門委員会という公的な場での発言ですので、当然、社会的な責任を伴うものだと考えます。そして、その発言は、根拠に基づいたものだと思います。
 
 ですので、以上の質問に、ぜひお答え下さい。ご返事は、ご自身のブログで結構です。

MariaとLei
 

comment form


管理者にだけメッセージを送る

comment

これまで「看護師」としてコメントしていたものです。
レス読みました。
部外者が長々と申し訳ありませんでした。
私の意見に実直に答えて頂きありがとうございました。
また、色々な御指摘、感謝しています。
里親制度が広く理解されるよう、陰ながら応援させて頂きます。

看護師さん、こんにちは。

 インターネットの匿名のやりとのなかで、単に職業を表すだけで人物にフォーカスできないハンドル名は、不適切だと思っています。あたしは、「看護師」を職業としている方全体と話しているのではなく、この「看護師」というハンドル名を使う個人と話しているわけですから、議論を今後も継続されるのであれば、止めていただきたいです。
 いままでも、「通りすがり」や「読者」などのハンドル名は、コメントから浮かび上がる人物像を固定化できないので、ポチでもタマでもいいから、人物を特定できるハンドル名をお願いしています。
 
 さて、コメント全体からは、強い否定的な印象も受けないので、いくつかにお答えするに止めますわね。

>他者に意見を出す以上、自分も他者からの意見を一旦受け入れて、改めて考えるべきだと思います。

 たしかにそのとおりだと思います。あたしも、通常の意見交換なら、単に意見の相違としか思いませんし、ここまで問題としません。あくまでも、個人の意見ですから。
 だけど、この意見書は、国の公的な審議会であり、日本の社会的養護の行く先を決める重要な委員会に、任意団体であるとはいえ、組織としてのオフィシャルな意見書を出したわけですから、前提条件そのものが違ってきます。
 あたしは、代表に意見を求めていますが、それは、組織としての意見でもあるわけです。個人の話というのであれば、団体名は出さないで欲しいと思います。
 
 たとえば、前回の「今後目指すべき児童の社会的養護体制に関する構想検討会」では、Edwardさんは、会としてのコンセンサスがとれていなかったとして、「Edward(施設内虐待を許さない会事務局長)」と、個人名で意見書を出しています。
http://yogo-shisetsu.info/weblog/edward/archives/6.html
今回は、施設内虐待を許さない会として、会と代表の名前を出しています。
http://yogo-shisetsu.info/weblog/edward/archives/12.html

 組織として出す文書には、それなりの社会的責任が問われるものです。あたしも、一応中間管理職ではあるものの、組織人としての社会活動(仕事)をしています。
 ですので、組織として出した意見書であることにはこだわりたいです。
 
 さて、

>「一般」と「特別」という分け方が、あまり好きではないのですが、「一般家庭」においても「施設」においても、全ての子どもが高校に行くことが正しいとは思いません。

 家庭というものを理解していないこともあり、「施設」対「一般家庭」と対比して表現しましたが、ひょっとして、「一般家庭」対「特別な家庭」ととられたのかもしれません。「一般家庭」という表現は、「家庭」と訂正します。
 
 そして、あたしは中卒で働き、「仕事を休むこと」=「生活費が稼げない」ことなので、「うつ」になった方のことは理解できません。今思うと、あれは「うつ」だったのかなと思う心身の症状はありましたが、ボロボロになっても働き続けてきました。
 家庭で育った方が施設で育つことを理解できないように、施設で育ったあたしは「うつ」が理解できません。誰も頼る人がいない状況で、アパートに引きこもったら、家賃を払えなくなってアパートを追い出されます。
 ホームレスの問題に無関心でいられないのも、いまだに転落する恐怖がぬぐえないからだと思っています。

 施設時代も、出た後も、選択肢なんてありません。ただ、自分の力で生き延びる。それだけです。あの、虐待施設だった恩寵園でも、子どもたちは施設にいるよりましと学校に行ったようです。あたしも、学校の方が教職員の目が届き安全でしたから、一日も休んだことはありません。

 ですから、施設の子に「うつ」の事例を持ち出すのは、適切ではないと思います。ネットなのでここまでの表現にしますが、あたしの中から、もっと強烈な言葉が飛び出しそうで、自分を制御するのに手一杯です。
 
 いずれにせよ、あたしとLeiちゃんは、組織としての回答を待っている状況なので、あまり長々とやり合いたくない気持ちはあります。
 次からは、別の記事のコメント欄で、あなたという人格を固定できるハンドル名でお話ししたいと思っています。

 それから、里親制度を理解してくださって、心から感謝します。「子どもたちを施設ではなく里親家庭で育てて欲しい」と訴えているあたしたちですが、里親を増やすことと、里親制度への理解が進まなければ、どうにもならないことも承知しています。そのため、里親サポーターとして、「里親さんを勝手に応援サイト」を二人で運営しています。
 あたしたちのことはともかくとして、里親への理解者が増えることは、とても嬉しく思います。

なるほど

>反論を「揚げ足取り」と揶揄する態度は、反対意見を封殺する態度ではありませんか。

揶揄するつもりも封殺するつもりもなかったのですが
攻撃的な意味合いの強い表現をしたことは謝罪します。
ですが、私の意見としては
「反論」を「揚げ足取り」と表現したのではなく、言葉を言葉のまま受け取って欲しかっただけなのですが…。
まぁ私にそれを伝えられるだけの能力がなかったということであきらめます。

>いいえ、ネガティブにしかとれない表現に対し、そのとおりに受け取り、疑義を申し上げています。

日向ぼっこに意見に関して、Mariaさんがさまざまな反論や憤りを感じたことは、特定の人の意見ではなく、他にも同じ意見を持った人が多くいると思っています。
同じように、私がMariaさんに「代表の意見に対し、ネガティブな捉え方をして反論しているようにも感じた」というのは、私だけの意見ではなく、他にも同じように感じる人がいると思っています。
他者に意見を出す以上、自分も他者からの意見を一旦受け入れて、改めて考えるべきだと思います。もしMariaさん達の意見に対し、日向ぼっこから「いいえ、そんなことはありません」と、返されたらどのような印象を受けますか?


>一般家庭と同じように、全ての施設の子どもが高校に行くことが前提

「一般」と「特別」という分け方が、あまり好きではないのですが、「一般家庭」においても「施設」においても、全ての子どもが高校に行くことが正しいとは思いません。ヘタに義務化することのほうが危険なようにも感じます。子どものうつ症状の出方として「不登校」などがよくあります。親や学校が子どものうつ症状気づかず「学校に行け」「学校に行くのは義務だ」と強制し、うつ状態が悪化していく子どもたちが多くいます。子どものうつ病などは北海道大学の傳田先生の文献を読むと詳しく分かると思います。児童精神では、まず学校に行くことを強制しません。高校に限らず、小学校中学校においてもです。「行かなければならない」と思っている子どもに「行かなくてもいい」という選択肢を与えます。その中で「あなたにとって」どうしていくことがいいかを一緒に考えます。

っといっても、Mariaさんも「一般家庭も施設の子どもも100%高校に行くべき」と思っているのではなく、
「高校に行く権利は、一般家庭も施設の子どもも平等にあるべき」と言いたかったのではないかと思っています。
書いていて、自分で「揚げ足取り」的な言い方をしてしまったと反省もしているのですが、「その表現では、読んだ人に誤解を与えるかもしれません」ということを伝えたかっただけです。

最後に、色々な意見や里親制度についての情報を色々と提示してくださってありがとうございました。養護施設出身の方の意見というのは日向ぼっこの活動のみしか知らなかったので、今回色々知ることができたし考えることもできました。今では養護施設制度を廃止し、里親制度の整備という全体的な方向性を支持しています。そして、養護施設制度の廃止まではまだまだ年月がかかると思うので、養護施設出身者に対してのサポート活動をしている日向ぼっことうまく連携して活動していけると良いのだけれど…と思っています。
長々と失礼致しました。
影ながら応援しております。

看護師さん、

>「子どもによっては『必ずしも上級学校への進学のみが適切とは限らない』場合があります。」
という意見に対し
>「どのような子どもが『上級学校への進学で適切でない』のでしょうか 」
などのように
>「適切とは限らない」と言ったことを「適切でないとはどういうことだ」と攻撃しているところなどを踏まえて「揚げ足取り」と表現しました。

 一般家庭の子どもにとり、高校は義務教育化しています。養護施設の子どもにとっては、まだまだ義務教育化しているとはいえません。
 私たちは、一般家庭と同じように、全ての施設の子どもが高校に行くことが前提であると考えています。その反論を「揚げ足取り」と揶揄する態度は、反対意見を封殺する態度ではありませんか。

>上記以外にも、代表の意見に対し、ネガティブな捉え方をして反論しているようにも感じました。

 いいえ、ネガティブにしかとれない表現に対し、そのとおりに受け取り、疑義を申し上げています。

>しかし、行間を読まなければ意図が伝わらないような表現をしている代表にも落ち度があるとは思っています。

 今後の国の社会的養護施策を議論する場であり、この記録がずっと残り続けます。この意見により、養護施設から里親制度へ移行する流れが遅れ、国連子どもの権利委員会から「子どもの家庭で育つ権利」を侵害している国として勧告を受け続けるのは、家庭で育つことの出来ない子どもたちの不幸を再生産し続けることになります。
 その意味で、あたしたちは、子ども時代の全てを施設で育った立場として、意見書に異議を申し立てています。「揚げ足取り」という批判は、意見書が正しいという前提に立ち、私たちの意見が間違っているという印象を植え付けます。ここで使うのは、正しい用法とは思えません。

>しかし、里親制度が整っていないことを考えると
>養護施設の存在自体は、現状では必要ではないかと考えます。
>将来的な方向としては、実親からの養育を受けられない子どもがスムーズに里親に引き継がれる制度と、里親につながるまでの極短期間の入所施設が必要になるのでしょうか?

 私たちは、短期入所施設まで否定していません。子ども時代の全てを施設でしか育たないことを「重大な人権侵害」であると主張しています。

>ちなみに
>里親制度が整備されないのはどういうことが原因で、どのようにすることで改善されると考えますか?

 それについては、私たちは専門家ではありません。
ただ、里親sidoさんが里親として意見書を提出してくださっています。
http://prayermaria.blog74.fc2.com/blog-entry-179.html

 その中で、自治体により里親委託の差がありすぎることを問題にしています。そこで、里親委託を児童相談所ではなく、専門の里親支援組織に任せる提言をしています。

 韓国では、里親委託機関を民間にし、官民で競わせたおかげで、10年間で施設中心の国から、里親委託5割の国になったと聞いています。あの日本以上に血縁を大事にする儒教の国で出来たのですから、日本でも、不可能ではないと思います。
 また、海外の里親サービス機関は、ほとんどが民間機関となっています。児童相談所が里親サービスを独占しているため、自治体公務員のやる気の有無が反映し、里親委託の自治体間格差が広がっていると思えます。

 これ以上の里親に関する意見は、里親さんのサイトでお願いします。あたしたちは、里親を代表している訳ではありませんので。
http://foster-family.jp/

あと、アジア里親大会の日本語HPもあります。よろしかったらご覧下さい。
http://www.geocities.jp/hokukaido/satooya/seoul2006/seoul2006.htm

申し訳ありません。

「子どもによっては『必ずしも上級学校への進学のみが適切とは限らない』場合があります。」
という意見に対し
「どのような子どもが『上級学校への進学で適切でない』のでしょうか 」
などのように
「適切とは限らない」と言ったことを「適切でないとはどういうことだ」と攻撃しているところなどを踏まえて「揚げ足取り」と表現しました。
上記以外にも、代表の意見に対し、ネガティブな捉え方をして反論しているようにも感じました。
しかし、行間を読まなければ意図が伝わらないような表現をしている代表にも落ち度があるとは思っています。

「施設内虐待を許さない会として意見書」読みました。
ご指摘いただいた意見も踏まえた上で
養護施設のメリットと表現したこと
里親の全員が健全で、虐待がないとは思えないと表現したことは撤回します。
施設養育を肯定しているつもりはなかったのですが、そのような意見をして申し訳ありませんでした。

しかし、里親制度が整っていないことを考えると
養護施設の存在自体は、現状では必要ではないかと考えます。
将来的な方向としては、実親からの養育を受けられない子どもがスムーズに里親に引き継がれる制度と、里親につながるまでの極短期間の入所施設が必要になるのでしょうか?

ちなみに
里親制度が整備されないのはどういうことが原因で、どのようにすることで改善されると考えますか?

乳幼児に限って言えば施設にメリットはありません

看護師さん、こんにちは。

>揚げ足取り的な意見に関しては見るに耐え難く
>第三者として意見を述べさせていただきました。

 揚げ足取りと感じるのはあなたの勝手ですが、少なくとも、国の施策を審議する公的な審議会へ提出する意見書であり、それが施設出身者の現時点での公式な意見ですから、他の施設出身者から疑義は出るのは当然だと思います。

>私は養護施設で育つことも里親制度で育つことも、どちらにもメリットとデメリットがあると思います。里親の全員が健全で、虐待がないとは思えませんし。

 全ての養護施設が虐待がなく、子どもの権利が完全に守られているのであれば、あなたのいうことは論拠がありますが、審議会で議題にあがるほど養護施設の虐待が問題になっている状況では、意味を持ちません。

 子ども時代の全てを施設で育ったEdwardさんが、施設内虐待を許さない会として意見書を出しています。どうぞ、児童間暴力や職員からの虐待だけでなく、他の施設内人権侵害の実態について勉強してください。
http://yogo-shisetsu.info/weblog/edward/archives/12.html 
 
 それから、私たちは、虐待の無い養護施設と虐待のない里親家庭を比較して、「子どもたちを里親家庭へ」と主張しています。

 特に乳幼児については、施設養育のメリットは感じられません。看護師のカリキュラムに「発達心理学」があると思いますが、発達心理学では乳幼児の施設養育の利点をあげているのでしょうか?

 というわけで、施設養育を肯定するために、里親家庭の不適切養育・虐待を持ち出すのは、公正な態度とは言えません。

おじゃましました

長文駄文申し訳ありませんでした。
日向ぼっこを養護するわけではありませんが
日向ぼっこ関係者とは多少面識があったため
揚げ足取り的な意見に関しては見るに耐え難く
第三者として意見を述べさせていただきました。
しかし、Mariaさんたちの意見の中には
大変貴重なものも多いので
日向ぼっこの方々にはしっかりと考えて欲しいと思います。

日向ぼっこへの質問状なのに
部外者がコメントを残して申し訳ありません。
不快であると思われたならば、いつでも削除してください。

部外者からの意見

>「インケア中の子どもたちが施設に対して不満を持っているということは少なくなっている」と判断した根拠

活動を通していく中での、なんとなくの印象ではないでしょうか?でも公的な場での発表となると、客観的な根拠の提示は必要でしょうね。

>退所後、抱える生きづらさが大き過ぎるが故、その原因が施設で育ったことと必要以上に結び付けられてしまっている現状

なんとなくの印象でしょうが、「必要以上」なこともあれば「必要以下」なこともあるでしょう。施設で育ったことが原因なのか、そうではないのかという客観的な判断や情報を得られるようなサポートが必要なように感じます。

>一般の家庭がパーフェクトではないように、施設もどの子どもにとってパーフェクトになることは難しい

「施設出身だから…」ではなく、パーフェクトっていうのは誰にとっても難しいよってことを言いたいだけではないでしょうか?「施設はパーフェクトではないから我慢しろ」というのは、極端にネガティブな受け取り方をしているように感じます。

>「虐待の世代間連鎖」などを「単線的な言説」と言われますが、

「被虐待児は長じて虐待をする」「虐待者はかつての被虐待児である」ということを単線的な言説と言っているのではないでしょうか?「AはBの傾向が強い」「AとBは関連性がある」という事を「AはBである」と捉えていることを、単線的と表現しているように感じます。

>特別な専門的ケアを受けることで子ども自身が「自分は病気」ととらえる弊害がないか、疑問が生じます

確かにMariaさんが言うように「『自分は(虐待の後遺症で)病気になった』と正しく認識すること」は弊害にはならないし、望ましいことです。ただ、子どもが「私は頭がおかしい」など間違った認識をすることは弊害だと言っているのではないでしょうか?大人でも精神疾患に対しては偏見を持っています。自己の障害について正しく認識することは困難です。子どもであれば尚更、理解が難しいと思います。それゆえの意見だと思いました。

>「家庭的養護」がここで唐突に出てきますが、家庭的養護についての言及が文中に一切無い中で、「虐待」に触れたここでのみ出された理由

代表の意見としては、施設に限った問題なのか、社会全体の問題なのかということが疑問だということではないでしょうか。例えば、施設だけで統計を取ると1割が被虐待児で、全国で統計を取っても1割が被虐待児であれば、施設だけを言及していてもしょうがない。ということを言いたいのではないでしょうか。

>治療・専門的ケア機能の強化が医療モデル化の方向へと過度に進み過ぎると、専門家依存や薬漬け、医療への囲い込み現象が生じてしまうのではないでしょうか。

Mariaさんと同意見です。精神科への偏見でしょうか…。確かに20年ほど前であればこの意見も分かるのですが、現在の精神科医療では考えにくいですね。

>高校全入の時代において、全ての子どもが高校進学するのが当然の権利であると考えますが、どのような子どもが「上級学校への進学で適切でない」のでしょうか

原文では「必ずしも上級学校への進学のみが適切とは限らない」とあります。「適切でない」とは表現されていません。あくまでも子どもの「権利」であって「義務」ではない、ということを言いたいのではないでしょうか。

最後に
私は養護施設で育つことも里親制度で育つことも、どちらにもメリットとデメリットがあると思います。里親の全員が健全で、虐待がないとは思えませんし。しかし、この記事を読んで、日向ぼっこもMariaさん達も、自分の親元で養育されない子どもたちが健やかに育てることを目指していることには変わらないと感じました。双方、また他の施設出身者の意見なども聞きながら、よい方向に向かうことを願っています。


Leiちゃん、
いつも一緒に考えてくれてありがとう。

cheeseさん、支持してくれてありがとうございます。

 実は、あなたの記事を読み、いろんな問題発言があることに気付いたの。それまでは、あまり読みたいとは思っていませんでした。

 あなたの記事をLeiちゃんと話し合い、少しずつ整理できました。まだまだ、引っかかるところはありますけど、というか、引っかからない箇所が無い程ですけど、単なるいちゃもんとならないように、公的に問題だと思われるところだけをピックアップしました。

 あたしも、気付かせてくれて、考え始めるきっかけをつきったあなたに感謝しています。

Mariaさん、おはようございます。

私は、この意見書に対する全面的支持を表明いたします。

書いてくださって、ありがとうございます。

支持を表す記事をTB


 わたしも、自分の気持ちを書いてみました。日向ぼっこにも、ここへもTBしました。お疲れ様です。

trackback


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

台本を書き換えられるのは自分自身だから~質問状へのお応え(3)~

当事者を回避しないために~質問状へのお応え(3)~marmotです。途絶え途絶えで申し訳ありませんが、reiさん・mariaさんの公開質問状にお応えさせて頂きます。今回は先週分類させて頂い...

支持:「日向ぼっこへの公開質問状」について

スタンス支持している記事 http://prayermaria.blog74.fc2.com/blog-entry-182.html Mariaの公開質問書を支持する。この質問は2人で何度も会い何度も話す中で、自然に口をついて出てきた疑念でもあり、Mariaの親
初めての方へのご挨拶

告知バナー
検索ぷらす
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

カウンター

from 2006/12/13/wed
total
yesterday
today

online guest:

Counter素材 

親が育てられない子に里親家庭を
Mariaの読書メーター
☆Mariaの読書メーター(編集中)

☆Mariaの最近読んだ本(編集中) Mariaの最近読んだ本
ブックマーク
 ← 全表示 Diigo ブックマーク 

Diigo ブックマーク 

 ←webで見つけたpdf資料



★被ブックマーク数

この日記のはてなブックマーク数

ページビューランキング
ブログパーツ
Google News(新着記事)
養護施設、乳児院、里親関連新着記事

新記事&コメント&トラバ
テリトリー内リンク集
必ず行く場所のLink集よ
施設の関連本(むかつく本含)
Frickr-photo

www.flickr.com
This is a Flickr badge showing public photos from maria-soul. Make your own badge here.

あたし達の主張&共同管理よ

共同管理してます 里親さん応援サイト

時々webのお手伝い


わたし達の主張です 養護施設を家族・家庭と呼ばないで
STOP!犬猫「里親」名称

協賛しています
生活保護削減反対

どこの中の人?

あなたは何処から来たの?

シセツっ子川柳

☆Mariaのシセツっ子川柳
うたた寝中のちびまり

RSSフィード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。