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2007-11-07(Wed)

Leiちゃんの言葉から浮かび上がる施設のイメージ

育つ場所、育ち方を間違えると、社会から剪定されてしまうのね

 Leiちゃんと話していると、時々、Leiちゃんに施設職員が憑いたの? と思うときがあるの。
 
 今日もそう。
 「お前ら、虐待というのは、本来ならされてはいけないいたいけな子どもが暴力を振るわれる事を言うんだぞ? だからお前らと違い、地域の子ども達が親から暴力を受ければ虐待になる、それにお前らが手を出せば暴行になるんだ」
 
 Leiちゃんは、男職員のような低い声で、ドスをきかせ、周りの子どもたちを睥睨するかのような口調で話すの。
 あたしは、いま電話で話している相手が誰なのか分からなくなるの。
 
 そして、あたしも、そのシーンに取り込まれていく…
気楽だけど、人がいないからなのね

 家庭の子たちから集団暴行を受けた女の子が、ボロボロの格好で施設に帰ってくる。その子は何も語らないで、黙って洗面所で顔を洗い、髪を梳かし、服に付いた泥を落としている。破れた下着を換え、破れた服を繕いだす。何も言わない。
 他の子たちも、何が起きたかうすうす感づいているけど、誰も何も言わない。明日は我が身かもしれないから…

あんただれ?
 
 一人の男子が施設から抜け出す。その子は、夜遅くに警察官に連れられて施設に戻ってくる。その男の子もボロボロ。
 
 施設に、親たちからの抗議の電話がかかってくる。男の子が、女の子に手を出した家庭の子たちを一人で殴り込みにいったらしい…。ウワサだけが駆けめぐる…。

せめて咲いてね。咲かなければ、どんな花か分からないわ
 
 その男の子は、大勢の子どもたちの前で、職員に叱責される。ふてくされて態度の男の子。職員が男の子を殴る。蹴る。
 でも、職員の殴る蹴るはいつものこと。誰も何も言わず、ただ、その光景を凝視し続ける。男の子顔は腫れ、胃を殴られて吐いた反吐にまみれ、見る影もない。
 
 子どもの誰かが「ひどい、虐待だ」とつぶやく。
 
 「いま言ったのは誰だ。前に出てこい。」
 
 誰も動かない。つぶやいた本人も、思っただけで、声に出たとは思っていない。

ドラゴンさん、今年も咲いたわね
 
 男職員は、取り囲む子どもたちを睨め付けるようににらみながら言う。
 
 「いいか、虐待というのはな、家庭で親に育てられる子どもに使われる言葉なんだ。親に捨てられたおまえたちには、しつけや指導という言葉はあっても、虐待という言葉はないんだ。勘違いするな。税金で喰わせてもらっているおまえたちは、家庭の子が何をしようと、逆らわずにいろ。
 こいつは、勘違いをして、家庭の子に暴力を振るった。施設が地域から総スカンを食らい、ここにいられなくなったら、こいつの責任だ。
 おまえたちは、地域に迷惑をかけない範囲においてしか、生きる権利はないんだ。」
 
 だから、養護施設には、長い間、虐待は無かった。養護施設の子どもたちは、虐待という言葉すら奪われていたの。

たくさんいるってことは、ひとつふたつ無くなったも、誰も気にしないのよね。「かけがえのない」という言葉は施設には存在しない…
 
 Leiちゃんの言葉を聞くと、あたしの中にも、こんなイメージが浮かび上がる。違う養護施設を出たにもかかわらず、似たような職員の言葉が浮かび上がる。
 ひょっとして、これが施設のスタンダード? 施設最低基準?

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てるさん、こんにちは。
生きていて下さって嬉しいですわ。

 施設は違えど、みな同じような体験をしているんですね。

 あたしも、会社での立場があり、性虐待をカミングアウトしているため、顔出しで活動できません。
 養護施設の実態を知って欲しいのと、子どもたち(特に乳幼児)は里親家庭に行って欲しいとの願いから、ネットで発信しています。あたしも、陰ながら活動している状況ですわ。
 応援ありがとうございます。

 はじめまして。自分が育った施設で検索してみたら、Mariaさんのサイトに辿り付きました。
 学校で施設の同級生の子が4,5人に虐められてたのを見て、助けに行って喧嘩になったのですが(と言っても、多勢に無勢でしたが)その後、施設に親達が怒鳴り込んで来て。税金泥棒、蛆虫、社会のくず、喧嘩と全く関係ない言葉の暴力を大人達から食らいました。あれから20年近く経った今もトラウマとなって残ってます。恥かしい限りですが。
 もし自分が里親に元で育てられてたら、そんな事は言われなかったのかもしれません。
 Mariaさんの活動、直接は応援できないかもですが、陰ながら応援してます。
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