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2007-12-16(Sun)

読書:他の養護施設の子の話と自分の過去との心理的距離間

わたしの本棚:読書に関する思考錯誤 思わぬ読書ラッシュで、思考が貝のように頑迷になるまえに、ここで文章化トライしておこう。リアル世界でわたしを知っている人以外にとっては、わたしはアノニマスな筈だから。他の施設の子の本を読むということ 「和子6才いじめで死んだ」の余韻に包まれて日々生活しているが、人間の感度については時々、精巧とは言いがたいアバウトなわけ方をしているなあと感じてもいる。 施設のこうい...
読書:他の養護施設の子の話と自分の過去との心理的距離間



 Leiちゃんが頑張って感想文を書いているから、あたしも頑張って書こうと思うの。

 あたしが持っている本は、1992年2月が初版となっているの。たぶん、新聞か何かの書評に出ていたのを、自動的に買って、それっきり本棚にしまいっぱなしだと思うの。
 養護施設関係の本、性的虐待の本は、読めもしないくせに、なぜか買い込んでしまう。
 今回は、Leiちゃんに刺激されて、読んでみようという気になったの。この本は、施設で死んだ6歳の子の裁判記録と、それについての専門家の立場からの考察がある。とても深い内容なので、何回かに分けて書こうと思う。
 
 この本では、施設名は「昭和館」となっているけど、岡山市立の養護施設は「善隣館」しかないから、「善隣館」で間違いないと思うの。
 
 まず、事件のあらましから…
・1975年 7月 誕生
・ 々  10月 生後三ヶ月で岡山市旭川乳児院へ措置入所
・1977年 7月 満2歳になり、養護施設聖園子どもの家に措置入所
・1982年 3月 小学生の居室が不足することを理由に、小学校入学前であるにも関わらず、児童養護施設「善隣館(岡山市立)」へ措置変更
・1982年 8月 7日 中二女子2名、小六女子2名から集団暴行を受け、左後頭部をベビーダンスの取っ手にぶつけ、岡山大学付属病院に緊急入院。
・1982年 8月12日 手術を受けたが死亡。
 
 岡山東警察署に傷害致死として補導されていた5人の子どもは、
 特に処分はうけず、施設長も、職員も処分はなかった。
 
・1984年 3月 岡山地方裁判所に原告が訴状提出。
・1989年 2月 一審判決 原告敗訴
   「事件は、偶発的事故であり、職員らは事故発生を具体的に予見できなかったから過失なく、責任無し」と原告の敗訴
・1991年現在 広島高等裁判所岡山支部で係争中

 たったの6歳で死んだ和子ちゃんの気持ちを思うと、あたしはやり場のない怒りでおかしくなる。和子ちゃんを殺した4人の少女達は、14歳未満ということで、施設を代わるわけでもなく、なんの処罰を受けていないの。

 ここで、不良達の言葉があたしの頭に響き渡る…

13歳までは人を殺しても罪にならない…

 そううそぶきながら、暴力を振るう子たちがいた。あたしは、「いくらなんでも嘘でしょう…」と思っていたけど、この本を読んで、「人を殺しても、本当に罪にならないんだ…」と打ちのめされた気持ちになる。

 この本では、殺した子たちも、(貧困環境の)被害者みたいな書き方をしていたけど、あたしは、そんな考えには賛同しない。
人を殺したら、たとえ子どもであっても加害者であり、殺人の罪に問われるべきだと思う

 過失致死ならばいざ知らず、集団の執拗ないじめによって死んだのだから、罪を償うべきだと思う。このままでは、死んだ和子ちゃんが浮かばれない。

 子どもが一人殺されたのに、誰も責任をとらず、誰も処分がない。和子ちゃんは、ただの殺され損でしかない。
養護施設の子どもの命に価値なんかないと、社会が宣言しているに等しいの。

 赤ちゃんポストで、乳児の命を救おうとしているけど、結局施設に入りっぱなしで、大切にされずに死んでいく命なら、なんで助けるの? と八つ当たりしたいくらい。

 これが、養護施設の子どもの現状なの。

 和子ちゃんを殺した女の子達も、いまは38歳と36歳になっている。お母さんとなっているかもしれない。昔、和子ちゃんを殺したその手で、自分の赤ん坊を抱いているのかしら…
 その手で、子どもの髪をなでつけているのかしら…

 自分の子どもが、和子ちゃんが死んだ6歳になったとき、何を思うのかしら…

 あたしは、和子ちゃんの冥福を祈るだけしかできない…
 そして、涙が出てくるものなら、和子ちゃんのために泣きたい…

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NoTitle

お久し振りです。
唯一は、この事件に対しちゃんと原告がいて、二審で係争中ということですね。でも一審の判決からも、世間一般的には施設の子の命を軽んじてる風があり、心が痛みます。私も和子ちゃんの冥福をお祈りしたいと思います。
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