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2008-01-11(Fri)

いわゆる「里親不調」の数(人間の話よ!)

ノラネコの写真が多いブログだけど、あくまでも、人間の里親の話限定よ。「犬猫里親」反対。里親名称独占賛成!

 sidoさんの里親HPに「児童養護施設入所児童等調査結果の概要(平成15年2月1日現在)」がグラフ化されているの。

 そのなかで、4 児童の委託(入所)経路(里親委託児、養護施設児、情緒障害児、自立施設児、乳児院児) という項目がある。

4 児童の委託(入所)経路(里親委託児、養護施設児、情緒障害児、自立施設児、乳児院児)
 ※合計がないので追加しましたわ。クリックすると拡大画面になります。

 それによると、児童養護施設に措置されている子ども30,416人のうち、里親家庭から措置変更された子どもが269人(0.9%)いるのね。
 里親家庭から、里親家庭、児童養護施設、情緒障害児施設、自立施設施設、乳児院への措置変更全部をあわせても375人で、社会的養護児童38,318人のうち0.98%が、いわゆる里親不調の数だと思う。

 全体からすると少ないけど、里親委託の子ども2,454人と比較すると、375人の子どもは15.2%になるの。

 「思ったより少ない」というのが感想。「里親さん達、頑張っているな」と思うのよ。
 
 施設職員の話を聞くと、やたらと「里親不調」ばかりを強調する。里親不調が無いのが理想だけど、マッチングに正解なんて無い。
 
 たった一度の里親不調で、子どもが家庭に行くチャンスを終わりにするのではなく、何度もトライして欲しい。そして、里親家庭をよく知って、その子どもに適切な里親家庭を見つけて欲しいと思うの。

 里親制度は、子どもが欲しい大人のための制度ではなく、
育て親を必要とする子どものための制度
なのだから。
母数を変更しました

 sidoさんからのご指摘で、里親不調の割合の母数を変更しました。

 里親不調の割合 = 里親家庭から措置変更された子ども ÷ 里親委託の子ども )
 里親不調の割合 = 里親家庭から措置変更された子ども
             ÷ (里親家庭から措置変更された子ども + 里親委託の子ども )

 13.26% = 375人 ÷ ( 375人 + 2454人 )

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comment

東京の里親不調には、施設側の責任もあります

 sidoです。

 まず、sidoが社会的養護専門委員会に提出した里親意見書の以下の「○里親支援センターを設置する際に注意すること」を参考にして下さい。
http://foster-family.jp/data-room/ikensho/20071023senmoniinkai_ikensho.html

 東京では、養育家庭制度と呼ぶ養育里親専門の制度がありました。この養育家庭制度を支えていたのが、養育家庭センターであり、養育家庭(里親)への支援、養育家庭と子どものマッチングなど、現在の児童相談所が行う支援を行っていました。
 
 養育家庭センターは、都内の8つの児童養護施設及び一つの乳児院に委託されていました。施設名は以下の通りです。

石神井学園、東京育成園、共生会希望の家、至誠学園、のぞみの家、調布学園、バット博士記念ホーム、ベトレヘム学園 、二葉乳児院

 昭和48年(1973年)4月に養育家庭制度を発足し、当初は、石神井学園・東京育成園・調布学園・至誠学園の4つの児童養護施設を養育家庭センターに指定し、養育家庭里親の支援や委託児童と里親とのマッチングなどの業務を委託しました。
 その後、東京都の里親委託数は順調に伸び、養育家庭センターも9か所の児童養護施設・乳児院に設置されましたが、平成14年(2002年)3月に閉鎖されました。
 東京都の30年の里親制度の歴史は、養育家庭センターの歴史とも言えます。
 
 もし、森のくまさんが都内の施設職員であるのであれば、この方の施設に来た里親不調の子どもは、当然に、都内のどれかの養育家庭センターが関わっていると思われます。
 
 まず、里親委託する際に、養育家庭センターは何を根拠にマッチングしたのでしょうか。そして、委託後の訪問や、定期的なケアは行われたのでしょうか。
 里親の虐待が、子どもを引き上げる程深刻化する前に、どうして介入するなり、訪問するなりして、里親子の関係性の改善に努めなかったのでしょうか。
 
 そして、二度目の里親委託についても、養育家庭センターは当然に関わっていると思いますが、そこでのマッチングは、何を根拠にマッチングしたのでしょうか。
 さらに、一度、里親委託を失敗しているのですから、当然にリスクがあり、二度目の里親委託は、より注意深く検討すると共に、委託後のケアも重点的に行うべきだったと思います。
 
 Mariaさんも指摘していますが、このあたりの検討や反省もなく、単に里親不調のみを取り上げるのは、不適切だと思います。
 里親委託・里親支援業務を東京都より委託されていた、養育家庭センター(養護施設・乳児院)の責任もまた重大だと思います。
 
 sidoの養育家庭センターの担当も、年に一回程度しか家庭訪問をせず、さらに、担当は三年間で3人変わりました。一人は亡くなったので、仕方のないところもありますが、施設内の職員ローテンションでまわされている印象がありました。
 委託されている養育家庭センター内には里親マッチングや里親支援のノウハウは蓄積されず、3年も里親をしていると、こちらの方が、子どものベテランとなる現実がありました。
 
 sidoだけではなく、多くの里親からの不満もあり、東京都は30年間続いた養育家庭センターを廃止し、都の児童相談所が直接、里親家庭のケアと支援を行うようになりました。
 里親家庭の虐待は、里親だけの問題ではなく、里親を支援する機関の責任でもあり、リスクの高い子どもを作り続ける、発達心理学に逆行する乳児院の長期養育の結果でもあります。

 津崎哲雄先生が、
 
 「日本には、里親はいるが、里親制度がない。
  里親制度とは、
  里親に子どもを委託するだけではなく、
  委託された里親を支える仕組みを含めて
  里親制度というのだ」
 
 と言われています。当然です。

 sidoは、養育家庭センターからも、児童相談所からも、愛着障害のことはもとよりも、里親家庭に関わる様々なリスクを学んでいません。すべて、自分自身で探し出し、それこそ、海外のHPまで翻訳し、海外の里親にまで聞いて、いろんな問題を解決してきました。
 他の里親も同じです。自分で学び、歯を食いしばり、がんばり続けなければ、里親を続けることが出来なかったのが、過去の「里親制度」です。
 
 乳児院に長期入所させず、1ヶ月以内に里親に委託すれば、現状のほとんどの愛着関係の問題はかなり減らすことが出来ます。
 
 乳児院で長期入所させ、無愛着にした幼児を里親に委託し、
 里親が不必要に苦労させられ、これに負けた一部の里親が、
 子どもを虐待するリスクを乗り超えることが出来ない。
 それが、日本の里親制度の現状です。
 
 このコメントは、MariaさんとLeiさんのブログにダブルポストします。あしからずご了承下さい。

NoTitle

>>私が関わってきた「里親不調」のほとんどが、里親による虐待で引き上げた子どもたちでした<
と言われるのは 児相か養護施設の職員さんでしょうか?
後進県の県庁所在地は人口が減ってきていることもあるし、圧倒的多数は養子縁組希望で子どもを受け入れる方なので 乳児院から子どもを引き取り 養子縁組したら 里親会とも縁がなくなる例が多く、市内の里親は減って数組です。この15年で その少ししか居ない里親が里子を虐待したと聞いていない。一方この15年で市内の3養護施設はすべて暴力事件で報道された。市内の乳児院は暴行で報道されていない。
森の熊さんは都会のことを言うておられるのかな?

レスを書こうと思ったら長くなったのでTB

 Maria、レスを書いているうちに長くなったのでTBしたよ。

里親委託のチャンスはわずかでしかない

 もりのクマさん、こんにちは。

 たしかに、里親が子どもを虐待するケースもあるでしょうね。

 そもそも、虐待する里親を見極められずに委託し、委託後もケアしない「丸投げ委託」を問題にすべきであって、里親への支援がない現状では、里親不調を取り上げても、意味がないと思っています。

 養護施設の虐待が延々と発覚し続けるのと、里親からの虐待は、同列に論ずることは出来ませんけど、本来、監督すべき児童相談所と都道府県の責任を問わなければ始まらないと思っています。

http://foster-family.jp/data-room/zenshakyo/200402satooyashien-arikata-chosa.htm
 sidoさんが資料をアップはしてくださいましたけど、そもそも、3年間に里親委託すら無かった施設が8割を超える現状では、里親不調の問題よりも、里親家庭へ行くチャンスすら与えられない子どもの問題のほうが大きな問題だと思っています。

 乳児院から里親へ委託されるのは、sidoさんの話では、2歳前後が圧倒的に多いと言います。

 愛着を作るべき大切な乳幼児期を乳児院のなかで集団で過ごし、自分だけを思ってくれる大人を持たずに、愛着障害になった子どもを、里親へ委託する。

 そして、愛着障害の知識もない里親が、懐かない子どもを虐待してしまうのが大半のケースだと思っています。

 乳児期にすぐに里親委託していれば、そして、委託後のケアがしっかりしていれば、1割もの里親不調は起きないと思います。

 子ども一人月額60万円から90万円の措置費でもって、乳児院がしっかりと稼いでから、愛着傷害になった子どもを里親に丸投げし、無愛着な子どもにたまりかねた里親が、手を挙げてしまう。

 この、子どもを発達を阻害する乳児院というシステムを廃止しない限り、里親不調の問題は、いつまでも続くでしょうね。

 里親さん達は、「乳幼児は原則里親委託」と、愛着障害が知られる前から主張し続けていたと聞いています。

 あたしも、短期間であるのなら、そして、中学生以上であるのなら、養護施設がダメだとは言っていませんのよ。

未整理ですが

 未整理ですが、あえて問題提起をします。

 「里親不調」とはいいますが、私が関わってきた「里親不調」のほとんどが、里親による虐待で引き上げた子どもたちでした。ですから、里親を恨んでいる子も多く含まれています。

 乳児院→里親→児童養護施設→里親→児童養護施設という経験をした子は、「自分はどこへ行っても嫌われて出された」と思い込み、見捨てられの追体験で深く心が傷ついていました。「何度でもトライして」という意見は分かりますが、ことはそれほど単純ではないと思います。

 また、1割以上の子どもを、手に負えなくなったからと施設が里親に押し付けていたら、どのように評価しますか?積極的に里親委託して好ましいとは言わないと思いますが。

 「里親不調」の問題については、議論が深まっていないような気がします。
 念のために申し添えますが、「だから、里親はダメだ」と言っているのではありません。

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