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2008-02-02(Sat)

養護施設の子どもの独占は自由市場の結果?

反論するわよ

 森のくまさんの言葉を読むと、自由市場経済における企業間のシェア争いを社会的養護に当てはめた、一見もっともらしい論調が見え隠れするの。
 
 社会的養護は、里親・ファミリーホーム・グループホーム・施設が、選択できる状態をつくり、必要とされるものが増加し、必要とされないものは淘汰されれば良いと考えています。
 ですから、Edwardさんに、「施設を変わらせようと思うならば、施設を攻撃するよりも里親を増やして、施設と里親を選択できるようにした方が、施設が変わらざる得なくする道なのではないか」と言ったのです。里親が増えなければ選択肢は施設だけとなりますから、Sidoさんに「里親が里親を増やす取組をしないのはおかしいのではないか」と言ったのです。


 反論するために、いくつかの基礎知識を整理しておきたいわ。
⇒自由市場(ウィキペディア) 
⇒市場原理主義(ウィキペディア) 
⇒市場経済(ウィキペディア) 
⇒格差社会(ウィキペディア)
戦うには、じっと機会をうかがうのよ

 さて、ウィキペディアでお勉強したあと、反論を書かせてもらうわ。

 自由市場経済では、神の見えざる手と称されるように、「人にとっての最大の自由がその個人を含む社会のさまざまな意味での最大の利益をもたらすと主張するのが自由主義であり、その理論を経済市場に適用したものが自由市場である。自由な個々人の経済的活動が国家や民衆に最大の利益(効率性)を生み出すとする。」と言われている。
 
 自由市場経済を阻害する要因として、「情報の偏在」「市場の独占」「新規参入の排除」「偽装表示」「インサイダー取引」などがあげられるの。

 さて、「親が育てられない子どもたちを育てる社会的養護について、市場原理が正しく導入されているか」について述べたいと思う。これは、Edwardさんと話して整理したものなの。
 
○公正な競争が行われているか
 日本の登録里親への児童委託率は、30.6%(⇒sidoHP)なの。里親さんから聞く話は、里親登録して10年以上経っても、子どもが委託されないという。公正な競争を論じる以前に、市場への新規参入すら「未委託」として規制されている。
 
○インサイダー取引・官民癒着はないか
 乳児院・養護施設の施設長に、自治体の幹部が天下っている施設もある。当然、その施設が経営困難にならないように「子どもを優先的に回す」話には事欠かない。
 
○情報は公開されているか
 養護施設の職員給与や施設長の給与について公表している養護施設・乳児院は全くないの。財務諸表を公開する施設もないではないけど、職員数が不明だったり、経費が不明なため、コストが算出できない。

○利用者の自由な選択は出来るのか
 社会的養護の利用者である子どもたちとその親は、里親や養護施設・乳児院を自由に選択出来ているのか。子どもの発育に関する正しい知識や情報を持ち、子どもの発達する権利に沿った選択がなされているか。

○コスト・パフォーマンスは適正か
 「sidoさんの里親意見書」によると、0歳から18歳までかかる社会的養護の直接経費は、
 乳児院・養護施設 7,680万円~1億1,520万円
 里親委託 1,820万円
 となっている。
 
○適正な運用がなされているか
 「施設内虐待を許さない会の意見書」によれば、「改善勧告等が出されないまでも、施設内人権侵害が発覚した児童養護施設は72ヶ所を上回り、これは日本の養護施設の13.6%(1割以上)に当たる」という。
 里親委託の不調率は、『2008.01.11 いわゆる「里親不調」の数(人間の話よ!)』で計算したけど、13.26%。
 
○結果責任は果たされているか
 社会的に自立できる割合は、里親養育と施設養育では、どのように違うのか。養護施設では、「アフターケア機能」「実家機能」といった表現で、施設を出た後の自立支援と称して、さらなる予算投入を要求している。アフターケアが必要というのは、そもそも養育機能が適正であるのかという検証が必要。
 
 ここまで、Edwardさんの項目整理した反論を列挙したけど、わざわざ、こんな事を並び立てて反論すること自体、もの悲しいと思うの。

檻の中でその日を待つの
 
 日本の社会的養護は、乳児院・養護施設の業界と行政の癒着で成り立ち、その独占状態を突き崩そうと、孤立し、数の少ない里親さん達が竹槍で戦ってるのが現状なの。市場原理すら適用されていない世界なの。
 
 官民癒着の独占状態にあぐらをかき、コンプライアンス(Compliance)を無くした養護施設では施設内虐待が多発し、「悔しかったら里親を増やして対抗してみろ」と言われているに等しいの。
 
 もし、これらの全てが解決されたとしても、あたしは言いたいの。
 親が育てられない子どもの幸せは、市場原理に任せていいの?

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