*All archives* |  *Admin*

≪09  2017/10  1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30  31  11≫
--------(--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2008-12-30(Tue)

生き延びて欲しい

http://www.moyai.net/modules/weblog/details.php?blog_id=444
12/31-1/5「年越し派遣村」開設~年越しの相談

「年越し派遣村」
●日程:12/31(水)~1/5(月)
●場所:霞ヶ関、日比谷周辺

活動:
(1)相談活動(労働相談・住居相談・生活相談…)
(2)食事対策(朝・昼・晩の炊き出し)
(3)住居対策(ハローワークが開く1/5までの簡易宿泊)

開村式 :12/31(水)10:00(予定)
相談活動:12/31(水)~1/4(日)13:00~18:00

主催:「派遣村」実行委員会
事務局:全国ユニオン03-5371-5202

派遣村の口座は以下の通りです。
みずほ銀行銀座支店(普通)2692964
名義  「派遣村寄付金口座」弁護士棗(なつめ)一郎
 15歳であたしが就職した紡績工場は、工場が東南アジアに移転するとかで、閉鎖することになった。あたしが16歳になった冬だった。工場の寮も、年内に閉鎖するので出て行って欲しいと言われた。

 どうしていいかわからなくて、グズグズしていたら、ある日、部屋の荷物が通路に出されていたの。食事は3食寮で食べていたから、荷物といっても、ボストンバッグひとつ。布団も家具も寮の備品だから、身一つで入れるけど、出て行くのも身一つ。

 鍵も取り替えられていたらしく、部屋に入れない。おなじく閉め出された女の子たちは、それぞれ「いなかに帰る」「親戚の家に行く」と散っていった。

 今思うと、工場移転が決まっているのに、施設の子を採用したのは、切り捨てても文句を言わない(言えない)と思っていたのだと思うの。そして、あたしも、文句を言うとか、労働基準監督署に相談するとか、まったく知識がなかったの。

 あたしは、どうしていいかわからなかった。
 同室の子が「私の田舎にくる?」と言ってくれたけど、父親の性的行為から逃げ出した子の家に行っても、一緒に同じ目に遭うだけ…。施設に帰ると考えただけで、吐き気がしてくる。だから、相談する気持ちもなかった。あの閉塞集団に戻るくらいなら、野垂れ死にした方がまし、と思っていたから。

 都会に行けばなんとかなるかな…、そんな軽い気持ちで東京に出てきたの、各駅停車を乗り継いで…。所持金は10万円もなかったの。
 
 最初は、銀座に行ったの。あの煌めくネオン、整然とした街並み、とてもいる場所ではないと新宿歌舞伎町に行った。ここも、ネオンと喧噪と人混みがすさまじくて、吐き気がしてくるの。
 あたしは、人間の集団を見ると、吐き気がして逃げ出したくなるの。逃げられないときは、捨て鉢な気持ちになり、「やるならやれ」と戦闘モードになる。

 今と違って、ネットカフェもない時代、何日間か路上で過ごした。
 駅は、夜になると追い出された。公園のベンチは、昼間はいられたけど、夜は、先住者たちの指定席だった。それに寒くて、北国育ちのあたしでも、凍死しそうなほどだった。事実、公園では、凍死者も出ていたの。
 昼間は暖かい場所で寝て、夜は凍死しないように夜通し歩く。数日間、そんな生活をした。一夜の宿とお風呂と食事を体と引き替えに泊めてくれる人もいた。施設で職員や上級生からやられていてから、抵抗もなかった。お金も節約できたし、ちょっと一息つけた。でも、あたしの年齢を聞くと、そそくさと逃げ出した。

 十数年前、施設を出た誰もいない子の末路はこんなだったの。たった一度の就職の失敗が、いきなり路上生活。 だから、路上生活者や炊き出しがニュースになると、社会の底辺が拡大し、施設を出た子の現状に近づいてきたのかしら…、と思うの。
 
 いまでは、少し余裕もあるから、彼にお願いしてカンパを振り込んでもらった。この炊き出しに必ずくるであろう、かつての施設育ちたちのために。
 
 生き延びてちょうだい。

comment form


管理者にだけメッセージを送る

comment

こんにちは

Nayutaさん、こんにちは。

 無愛着で気まぐれで、気が向いたときにしか返事しないMariaです。

 いつもなら、たぶん放置するんでしょうけど、路上生活に引っかかってしまいました。

 あたしは、会社勤めをしていても、いつも仮住まいのような、仮採用のような気がして、いつでも辞めるつもりでいました。
 いまだに、仮の仕事でしかない感覚がつきまといます。

 施設にいたときも、いつも仮の宿の感覚でしたので、いつも旅をしているような気持ちでした。

 「いつか、どこかに帰る」あてのない旅ですけど…

 一緒にいる彼だって、いつ退所して、新しく入所する人がいるかのような、かりそめの感覚が抜けませんわ。人間関係にも、継続した感覚が持てないから、「さよならだけが人生だ」という感覚がぴったり。

 ま、こんな無愛着女(一応)ですけど、適切な距離でよろしくお願いしますわね。

初めまして

はじめましてMariaさん。僕はナユタと申す元施設長期入所児童です。年の瀬のこのニュースは心痛めるものでありますね、僕も募金します。あと、僕も児童養護施設で育ちましたが幼い頃にも路上で生活していた事があります。家庭から虐待で保護されてきたのではなく、環境上保護を必要とした児童にあたります。

僕は今結婚してますが子供いません。子供できなので離婚だと脅され?ています。まるでリストラ面接みたいな感じです。離婚したらあの時のようにかばん1つで路上まっしぐらなのは判ってます。僕は僕と言ってますが♀です。結婚も衣食住そろった就職口のようなものに感じています。

僕には何もありません。生まれた時に路上でしたから、死ぬ時も路上のような気がします。僕は今作ってる家庭にいると窒息しそうな気がします。それでも窒息してもこの生活を続けていられる間は、つまり、追い出されない間は僕も僕に出来る事をするしかありません。

Mariaさん、読んでいます。しがない者ですがMariaさんに急に声を掛けるのも勇気いりましたが、一言、年末だし、応援メッセージのつもりです。少し愚痴っぽくなりましたがお許しください。

よいお年を迎えてください。

なゆた@旅の空の下より
初めての方へのご挨拶

告知バナー
検索ぷらす
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

カウンター

from 2006/12/13/wed
total
yesterday
today

online guest:

Counter素材 

親が育てられない子に里親家庭を
Mariaの読書メーター
☆Mariaの読書メーター(編集中)

☆Mariaの最近読んだ本(編集中) Mariaの最近読んだ本
ブックマーク
 ← 全表示 Diigo ブックマーク 

Diigo ブックマーク 

 ←webで見つけたpdf資料



★被ブックマーク数

この日記のはてなブックマーク数

ページビューランキング
ブログパーツ
Google News(新着記事)
養護施設、乳児院、里親関連新着記事

新記事&コメント&トラバ
テリトリー内リンク集
必ず行く場所のLink集よ
施設の関連本(むかつく本含)
Frickr-photo

www.flickr.com
This is a Flickr badge showing public photos from maria-soul. Make your own badge here.

あたし達の主張&共同管理よ

共同管理してます 里親さん応援サイト

時々webのお手伝い


わたし達の主張です 養護施設を家族・家庭と呼ばないで
STOP!犬猫「里親」名称

協賛しています
生活保護削減反対

どこの中の人?

あなたは何処から来たの?

シセツっ子川柳

☆Mariaのシセツっ子川柳
うたた寝中のちびまり

RSSフィード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。