2009-01-06(Tue)
10年以上の長期入所児童は施設内でも超マイノリティ

親が育てられない子どもたちに家庭を!里親連絡会HPの里親意見書によると、
「10年以上児童養護施設に入所している児童数は3,125人、全入所児童(30,416人)の10.3%」であり、平均入所期間は4.4年だというの。
そこで、10年以上の入所児童を除いた平均入所期間を計算してみたの。

[計算式]
1年未満 5,593人 × 0.5 年
1年以上-2年未満 4,791人 × 1.5 年
2年以上-3年未満 3,866人 × 2.5 年
3年以上-4年未満 3,165人 × 3.5 年
4年以上-5年未満 2,536人 × 4.5 年
5年以上-6年未満 2,076人 × 5.5 年
6年以上-7年未満 1,706人 × 6.5 年
7年以上-8年未満 1,387人 × 7.5 年
8年以上-9年未満 1,146人 × 8.5 年
9年以上-10年未満 996人 × 9.5 年
各ランクの児童数にランクの平均年数を掛け、10年未満の入所児童の延べ入所年数を計算すると、94,420.6年になるの。それを10年未満の児童数27,262人で割ると、10年未満の平均入所年数が出てくるの。
94,420.6年 ÷ 27,262人 = 3.46 年
10年未満の入所児童の平均入所期間は3.5年となるの。

養護施設に3歳から18歳の15年間いるとすると、1割の子どもはずっといて、9割の子どもは平均3.5年で回転し、施設からいなくなるということなの。
15年間に養護施設に入所する総児童数は、
3,125人 + 27,262人×15÷3.5 = 119,962 人

15年間の総入所児童のうち、10年以上の長期入所児童の占める割合は、
3,125 人 ÷ 119,962人 = 2.6%
なんと、10年以上の長期入所児童は、養護施設でも、超マイノリティなのね。

だから、
子ども時代のすべてを施設で育つ子どもの問題は、誰も問題にすらしてこなかったということなの。

里親意見書の、
この長期入所児童は、次から次へと入所し、短期間滞在し家庭へ帰っていく他の9割の児童を見送り続ける、いわば、施設に置き去られた子どもといえます。の言葉通りなのね。















