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2009-01-12(Mon)

Books 家のない少女たち―10代家出少女18人の壮絶な性と生

家のない少女たち 

↓Amazonより
内容紹介
 2004年に東京都が条例を改正し、カラオケボックスや漫画喫茶、ネットカフェ、クラブなどを「23時以降、18歳未満の子供は入店禁止」とした結果、表向き深夜に繁華街を徘徊する子どもたちは減少しましたが、逆に「本気家出」の少女たちは地下に潜るようになりました。ネットの「家出掲示板」で泊まれるところを探す少女たちと、下心をもって泊まらせる男たち。親に虐待され、帰るところがなく売春で日々を懸命に生きる少女たちの衝撃的な生と性を、7年間に述べ100人もの家出少女たちを取材してきた鈴木大介氏がルポします。

内容(「BOOK」データベースより)
 奔放な10代少女の逸脱ばかりがクローズアップされたテレビの「プチ家出」報道。だが、その後の家出少女について、誰が何を語っただろう。親からの虐待や貧困、施設からの脱走など様々な背景を抱えて路頭に迷う「家に帰れない」少女たち。彼らは食べるため、そして寝床を確保するための売春を強いられる、いわば日本のストリートチルドレンだ。そして、皮肉にも行き場を失った少女らの受け皿となったのは、下心を秘めた「泊め男」や、未成年でも雇用する違法売春組織だった。踏まれ、利用され、社会の生ゴミ扱いされ、それでも立ち上がる!8年近く続けた取材で見たのは、圧倒的不遇の中でも力強く生き抜く少女たちの姿だ。

 Wolfさんが、「無理して読まなくていいけど…」って、昨年末に貸してくれた本。というか、返さなくていいというからくれたのね。

 なんとなく、ほったらかしていたけど、彼が先に読んで「これは、吐きながらでも読んだ方がいい」というの。で、年が明けた今頃になって、ようやく読み始めたの。例によって、吐きまくり。だけど、まあ、女の子が家なしになれば、いずれこうなるでしょうね、という内容ばかり。

「援交始めたんは、(児童養護)施設でできた親友とやねんから。施設、みんな援交やってんねん。金ないやろ。みんな処女、援交で捨ててんねん。うちもそうやし、彼氏なんかこさえる気にならんやろ。」

 施設では、援交で処女捨てる子ばかりではないわ。施設で職員や上級生にやられているから、処女を大事にする感覚もないし、そもそも特定の相手とだけセックスする感覚も理解できない。処女なんて、家庭で大切に育てられている子のものでしょう?
 
 あたしの施設でも、ウリをしているのが原因で、施設に入ってくる子がいたの。セックスがお金になるというのは、そういう子たちが教えていた。それまでは、ただ職員や上級生からやられっぱなしだったのが、「やるんなら金払え」とすごんで、やられるのがなくなったという猛者もいたらしいの。もっとも、ぶん殴られてやられた子もいたけど…
 いずれにせよ、「どうせやられるんなら、お金をもらう」という感覚は、施設にいる間に身につく子もいるということ。

 刑務所には、初犯刑務所というのがあるの。刑務所の中で、犯罪の手口などを教えあって、ますます朱に染まることのないように、犯罪の常習者から隔離するの。

 養護施設では、親が自立支援施設(旧教護院)に行くことを承諾しないために、養護施設に入ってくる子も少なくない。もちろん、虞犯や触法の大半は、虐待を受けた子たちだということは、今では理解しているのよ。
 だけど、幼児期から施設にいる子たちは、そんな虞犯・触法の「おにいさん」「おねえさん」から、いろんな手口や知識をきかさせれるの。日々の生活の中でね。職員の目の届かない子ども集団は、マイナス情報の伝達場所でもあるの。

 実は、読み終わった後、Amazonから届いていて、開けていない段ボールに気づいたの。暮れに届いて、なぜかほったらかしにしていた箱。開けてみたら、お約束通りこの本が入っていたの。いつもそう。気になる本は、注文するくせに、それっきり忘れてしまう。ビリー・ミリガンなんて、2組か3組あるし、性虐待関係の本は、ダブっているものばかり…

 ま、Leiちゃんに一冊押しつけちゃうからいいんだけど…。Leiちゃん、読めるかしら…

⇒宝島チャンネル
⇒「家出少女を泊めるのが生きがい」 33歳人助け男、逮捕

 最後の章で、解離性障害の女の子がこうメールしていたの。

 誰か、助けてってと言えない私を助けてよ…

関連資料
2007/09/25 第2回「児童部会社会的養護専門委員会」議事録より
○榊原委員
 自立援助ホームの子どもの対象年齢の拡大は賛成です。必要だと思います。それから吉田委員からご意見がありましたが、追跡調査もぜひぜひやるべきだと思います。私はこの社会的養護の問題のプロフェッショナルではないですけれども、昨年から今年にかけて、家庭にきちんと受け皿機能がない子どもたちのことをいろいろ取材して、一番サポートが薄いのが自立支援の分野だと実感しました。では施設から出た子どもたちはどうなっているのですかと聞いても、ほとんどどこにも追跡調査またはフォローの研究などは行われていないということを聞き、がくぜんとしたということがありました。
 個々のケースを聞いてみると、何かあって高校を退学したという子どもたちが、施設から出されるようなケースが今でもままある。そうでない施設ももちろんありますが、そういうケースもある。住み込みで就職できた子どもたちは、何かあって転職や仕事を辞めるということになったら、一度に住む所も収入も失って、本当に困る事態になるというようなことがままあるとも聞きます。
 では、児童福祉の枠を出た子どもたちはどうしているのだろうと聞いていくと、女の子の間には例えば売春ネットワークとでもいうような、互助システムがあったり、男の子の場合は30代になっても、引きこもり状態で生活保護を仲介してもらい暮らしているというケースもあるようです。自立の取っ掛かりをつかめないままでいるというようなケースなどを目にして、社会的養護のシステムの目的は何なのだろうと考えてしまいます。やはり、この社会で生まれた子どもたちをみんな自立した大人として巣立たせてあげたいというところをゴールとして据えていくべきではないか。そう理解すれば、この自立支援のところは、アフターケアどころか、フィニッシュとして大事なところではないのかと。そこができていないのではないかと。だから追跡調査だけではなくて、社会的養護で育った子どもたちをフォローするシステムも必要なのではないか。例えば児童相談所で、子どもたちのケア情報、例えば20代が終わるぐらいまでは、大まかに把握できるような取り組みはできないかといったことも含めて、自立の援助を体系としてつくっていく必要があるのではと思っています。
 もちろん、一般青年施策に引き継ぐことが望ましいと私も思いますが、日本にはこの一般青年の自立支援施策すら確立されてないという現実の上で、ハンディをさらに抱えがちな子どもたちをどう自立につなげていくかというのは、社会の責任としてやはり相当力を入れる必要があるだろうと思います。

※この榊原智子委員の経歴を調べたら、読売新聞東京本社生活情報部記者なのね。

「東京の児童相談所における非行相談と児童自立支援施設の現状」第5章 非行相談効果の検証より
 「非行相談があった女子の売春経験は約12%。性交渉は約30%」
今回の調査で、すべての非行相談から性非行の有無について集計しました。結果は半数近くが不明であり、分析と検証を十分に行うことができませんでした。
結果が明らかな約半数のデータからは、女子の約12%が「売春」を経験していることがわかりました。(女子児童数451人)
 また、女子の約11%がいわゆる「出会い系サイト」(注1)を利用したことがあります。
他にも、非行相談があった女子の約30%が「性交渉」を経験していることがわかりました。
「売春」の相手は、ほとんどが大人だと考えられます。社会が子どもを対象とした性の商品化を防ぐ努力が必要です。
 「出会い系サイト」を代表とする携帯電話の使用やインターネット上の性規範の乱れは、子どもにとって大変深刻な問題です。社会の性規範の正常化に取り組む必要があります。


第154回国会 共生社会に関する調査会 第3号 平成十四年四月三日(水曜日)より
○田嶋陽子君 性的虐待について坪井節子さんにお伺いします。
 恩寵園という千葉県に児童養護施設があって、そのことは坪井さんも論文で取り上げていらっしゃるんですけれども、その中の少女の発言に、両親を失って養護施設で育って、そして独りで生きていくために売春を続けるしかなかった少女の事件。養護施設で育って、そして売春をしていくという。この少女が言っていることは、大人は悪魔だと思っていた、大人にはなりたくないと思っていたということですが、実際その恩寵園で起きたことは、施設長の息子が施設の児童に対して強制わいせつや婦女暴行をしていて、二〇〇〇年には懲役四年の実刑判決が言い渡されたわけですね。実際、この施設長の息子は、判決によると、一九九九年九月には十二歳の女の子の手を両手で触ってカメラで撮影して、別の日には強姦していたという、そういう事件で、この人は懲役四年になったわけですけれども。
 もう一つ坪井さんが言及していらっしゃるので、おじいさん、義理のおじいさんから性的虐待を一年以上受けていた十二歳の少女なんですが、これは先ほどもちょっとお話にあったように五年後に、時効二日前でこのおじいさんがきちんと罪を犯したことを認めて、そして懲役四年の実刑判決が出たわけで、そのときに、その少女は坪井さんに対して大人を信じて良かったと。大人を信じて良かったと言うのにこの少女の場合、後者の少女の場合でも五年掛かっているわけですね。
 これからまだ質問はいろいろあるんですが、今一つと言われました。三分以内なら二つでもいいんですね。
 一つは、坪井さんはこの少女と五年間かかわっていらしたわけですけれども、性的虐待を受けた子どもから話を聞くときにはどのような点に注意されているのか。これは先ほど不合理な話にも耳を傾けるとかいろいろありましたが、そのほかにもあったら教えていただきたいと思います。そして、同時に、被害者の子どもとの関係で最も重要視してきたことはどういうことなのかということです。
 それで、もう一つは、厚生労働省は被害を受けた子どもはその間各児童施設などでケアを続行してもらうと書いているんですけれども、私に言わせれば、施設長とか施設長の息子、実はさっきの恩寵園では施設長や職員が罰と称して子どもたちを乾燥機に入れたり、かまやバットや竹の刀で殴ったり、鳥の死骸と一緒に寝かすとか、そういうことをやっていたんですね、しつけの名において。
 そういう雰囲気のあるところで、たとえ加害者が罰を受けてそこにいなくなっても、私が思うには、その養護施設でそういう行為を全体に容認する何かの雰囲気とか何かがあると思うんですね。ですから、厚生労働省はそこでケアを、いろんな心理カウンセラーとか何かを出してケアをそこで受けさせるとあるんですけれども、私はそのことを非常に疑問に思うんですね。お三人の方、どなたかにお聞きしたいこと。
 それからもう一つ、厚生労働省はこういうことを言っているんですね。児童福祉施設内に苦情解決の仕組みを作れと言うんですが、私はこういう虐待を受けた子どもは、例えばオンブズパーソンのような人が来たって告白できないと思うんですね、後で、おまえ何言ったんだろうといじめられたら終わりですから。
 すると、この厚生労働省が言っていることは、もしかしたら血で血を洗うようなことを推薦するようなことにもなるんじゃないかと。私が子どもだったら非常に怖くてこんなシステムには乗れないなと思うんですけれども、その辺りもお話を伺えたらと思います。

○参考人(坪井節子君) 虐待を受けた子どもたちから話を聞くというのは、最初は言葉が全く出てこないところから始まります。それで、まずは自分がどういう人間かということを子どもに分かってもらう。そういう意味では、私は、弁護士として大人の相談者の前に座るより子どもの前に座るときの方がずっと緊張をします。子どもたちが私を選んでくれるかどうかというところから始まるという、そういう意味では非常に緊張するんですが。
 しかし、特に子どもたちが陥っている状態というのは、虐待を受けた子どもたちは、先ほどもちょっと申し上げましたが、自分が生まれてきたことは意味がなかったというところに陥っています。そして、自分が悪い子だから殴られたのだ、自分が間違った存在だったからそういう虐待を受けたんだという、物すごい自分を責めているのです。先ほど出た女の子も、私は生まれてこなかった方が良かったんだ、私はまともな大人にはなれないんだ、私は汚れ切った子なんだ、まともな恋愛もできないんだということでずっと自分を責め抜いて、そして自殺まで図った子だったんですね。ですから、私たちはまず、あなたが生まれてきたことは間違いじゃなかったんだよ、生まれてきて良かったんだよという、まず話を聞く前に、そこにあなたがいてくれること自体私たちの喜びなんだという、それを手を替え品を替え子どもたちに伝えるというところから始まっているというのが現実です。
 そうした中で、自分はここで受け入れられているんだ、虐待をされたことが間違っていたんだ、本当は生きていていいんだというところにまず行き着かないと子どもたちは重い口を開いてくれないんですね。ですから、そこまでの信頼関係を作るということが、ゆっくりゆっくり時間を掛けて、しゃべりたくなかったらいいんだよという中で話をしていく。
 でも、不思議なことに、一回二回これをやりますと子どもたちは話し始めますね。やはり子どもたちが人に対する、傷付けられるのも早いけれども、これは大丈夫だと思ったときの信頼回復は大人たちよりもずっと早いという、そこに私は希望を持っています。その意味では、子どもたちの回復の早さというのに、逆に言うと勇気付けられてこの活動をしているんですね。だから、全く絶望することないんです。いつも子どもに助けられます。
 それで、被害者の子どもとの関係の重要という、何を私がしていかなければいけないか。支援者としてと言うよりは、初めは、まず必要なのは、私なんかが体験したこともない苦しみをこの子は独りで耐えてきているという、敬意を払うということなんですね、子どもに対して。よくぞ生き抜いてきたねという敬意を払うという視点でまず子どもたちに対応することと、そして、この子どもたちが傷付けられた人間としての尊厳を回復したい、そのために私が何ができるかという視点で子どもたちと一緒に歩いていこうということだと思っています。
 その中で、子どもたちの中で最後に自分たちの中に持ってほしいのは、生まれてきて良かったんだという確信と独りぼっちじゃないんだという確信を持ってくれるようになれば、それが支援の最終目的じゃないかなというふうに思っているんですね。
 そういう意味で、傷付けられた人権の回復と言っちゃえばそういうことなんですが、別の言葉で言うと、生まれてきて良かったんだ、生きていていいんだ、自分の人生なんだ、独りぼっちじゃないんだという意味での人権の回復ということになろうかと思います。
 それから、ケアの問題なんですが、虐待が行われているような施設の中で、ケアという本当に矛盾した状況が今の児童養護施設の中にあるというのは事実であります。確かに、もちろんそうじゃない施設もたくさんあるわけで、すべてが恩寵園のような施設だとは言いません。ですから、大変難しい。ですから、とにかくまずは、施設の中でどのような状態に子どもたちが置かれているかをたくさんの人に知っていただくことからしか始まらないかなと。
 何人の子どもたちが一体何人の職員に見てもらっている状況か、その中で虐待を受けた子どもたちが今六割、七割を超えるような状況で職員の人たちがどれほどバーンアウト状況になってしまっているか、そして、今必要な支援は何なのか。物的、人的な施設の基準を上げないことにはもうどうにもならなくなっているというまず現場を知っていただいた上で、その中で虐待ケアは、もしかしたら養護施設に入る前に情短施設のようなところで短期的なケアも必要なのかもしれないというような気がしているんですね。養護施設に入る前のケアも必要なんじゃないかというふうに思っています。そうした意味での制度的なケアを考えていただきたい。
 それから、苦情解決の仕組みについてもちょっと申し上げておきますと、おっしゃるとおりなんです。それで、私もある養護施設の第三者機関の委員をしているんですけれども、ただ、毎月のように子どもたちに会いに行きます。そして顔見知りになっていって、なかなかそれを、子どもたちが自分の受けている苦しみをそこでよその第三者に語るというふうにはならないだろうとは思うんですが、そういった中でもしかしたら小さな声でも聞こえてこないかなということ。私に限らず、今、第三者委員になった人たちはそうした形で少しずつ動きを取り始めています。
 それから、東京都を始めといたします子どもの人権ネットというような電話相談ですね。施設の子どもたちに、匿名でもいいから施設名を言って相談ができるんだという、そのことを子どもたちに知らせておくという、そのシステム。ここで虐待が大分発見されてきましたので、施設内虐待が発見されたという実績がありますので、こうしたことの仕組みの整備も必要かというふうに思っています。

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