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2007-02-07(Wed)

「きれい事」に思うこと

アキラの地雷博物館とこどもたち
アキラ地雷博物館とこどもたち
http://www.7andy.jp/books/detail?accd=31586290

密林少年1
密林少年~JungleBoy~1
http://www.7andy.jp/books/detail?accd=07175061

 ここで紹介する本は、カンボジアの話なのね。

 著者のアキ・ラーさんは、カンボジアの密林で育ち、両親をポル・ポト軍に殺されたの。当時のカンボジアは、ベトナムと戦争をしていて、子どもたちは、兵士として集団で育てられていた。
 ポル・ポト軍とベトナム軍は、互いに地雷を仕掛けていた。地雷は、人の手足を吹き飛ばすけど、殺すほどの爆発力はないの。足を吹き飛ばされた兵士を助けて、支えることで、相手の兵力をそげるという。
 子どもたちは、銃や地雷の使い方を学び、兵士として育てられていく。地雷原を歩くときは、子どもを先頭にして歩く。子どもが踏んだ足跡をたどって、大人たちが歩く。時々、子どもだけが帰ってこない。地雷は、大人の足を吹き飛ばすけど、子どもは死ぬことが少なくないの。
 アキ・ラーさんは、ずっと密林の中で暮らし、密林以外の世界を知らず、世界中が密林のようだと思っていた。生きるために人を殺し、地雷を設置した。
 
 途中から、ベトナム軍の捕虜となり、今度は、ベトナム軍の兵士として、ポルポト派と戦うようになった。選択の余地は無かった。
 アキ・ラーさんは、戦争であるとはいえ、沢山の人を殺してきた。負傷して、ジャングルに置き去りにした友人もいた。 
 
 戦争が終わって、アンタック(国連軍)に参加し、ディマイナー(地雷掃除人)として働く。アンタックが撤退した後も、アキ・ラーさんは、アンコール・ワット遺跡の案内人をする傍らで、頼まれれば地雷の撤去を個人でしていたの。
 個人で撤去した地雷は、2~3万個と言われ、火薬と信管を取り除いた地雷を集めて、地雷博物館を作った。
 
 さらに、地雷で手足を失った子どもたちを育てている。
 
 あたしは、アキ・ラーさんは、止まらないのだと思うの。殺し合う世界で生き延びたからこそ、二度と殺し合いたくないと思うの。両親を殺した人が見つかり、その人に会いに行った。そして、その人を殺さずに、「友達になりましょう」と握手した。
 
 以前、あたしとLeiちゃんが「子どもたちを施設ではなく、里親家庭で育てて欲しい」との思いからブログを立ち上げ、「里親さんを勝手に応援するブログ」を作った。それを、「きれい事」という人がいた。

 あたしもLeiちゃんも、子どもが養護施設で育つ以外の選択肢があることを知った。あの、傷ついた子ども同士が、さらに傷つけあう世界を知っている。アキ・ラーさんと比べるつもりはないけど、子ども同士の弱肉強食の世界を生き延びたと思っている。
 小さい子は、大きい子の気まぐれにつきあわされ、殴られたり、性的な相手をさせられたりした。職員の目の届かないところで。そして、職員に訴えることもなく、沈黙を守って生きている。
 子どもたちは、今もなお、養護施設というジャングルで、戦っているの。
 
 だから、子どもたちを施設ではなく、たったひとりの子どもとして大切にされる里親家庭で育って欲しい。そんな思いでブログやサイトを運営している。
 あたしとLeiちゃんは、中島みゆきの「ファイト!」を口ずさみながら、「子どもたちを家庭で育てて欲しい」と訴え続ける。
 
 「ファイト 闘う君の唄を、闘わない奴等が笑うだろ

tag : 地雷 児童養護施設 少年兵士 アキラ

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こんにちは。現在福祉の勉強をしている学生です。
実習で一時保護所に行き、そこに入所する児童から施設での生活の話しを聞き興味を持ってネットで調べたらここを見つけました。
私は現在マリアさんの言うプロになる為に勉強をしています。
マリアさんの言うように施設職員は親にはなれないと思っています。その児童のことだけを考えて生活することは施設職員には出来ない事だし、里親の重要性は私の中で強くなるばかりです。
しかし一方で軽い気持ちで里親になり、児童を育て切れずに結局施設に帰してしまう例が少なくないようです。
また心理的障害が大きい児童は施設での専門家による治療が必要だという事も学びました。
里親の重要性を広く世の中に知ってもらうことと同時に、里親に対する教育や支援は、私たち現状を知るものが声を上げていくことが大切だと考えます。
マリアさんたちの行っている活動もその一環で、とても大切な事だと思います。自分の生い立ちやプライベートを話す事はとても勇気の必要な事だと思います。それをあえて行ってくださってる方々に感謝をすると共に、そのお気持ちに答え、自分のできることを探してみようと思っています。

こんばんは。Mariaさん、Leiさんとの「里親さんを勝手に応援するブログ」を立ち上げた事を、「きれい事」という人がいたんですね。
私はそんな事を思ったことはないです。MariaさんとLeiさんが、養護施設で育ち、つらい経験があるからこそ、一般家庭で育ててほしいって訴えてるんですよね。もうこんな経験は他の子供にはさせたくないという思いからでしょう。経験のない人が立ち上げたら「きれい事」と言われることもあるかもしれませんが・・・
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