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2009-04-25(Sat)

Books 戦場から女優へ

戦場から女優へ  

 あたしの心は、いまだに過去に引きずり込まれる。一人で生きてきた過去に…
 一人で生きなくてもよくなったいまでも、こころは、ふと一人っきりの子ども時代を再現する。
 
 ネットの記事を「孤児院」というキーワードで自動検索している。それに、この本と番組が引っかかったの。番組は録画予約し見た。Amazonから届いた本はつい先ほど読み終わったの。
 
 ⇒徹子の部屋「黒柳が涙・・・イラン美人の数奇な人生」
 
 サヘルさんは、ブログも開設しているようなの。 ⇒sahel日記
 
 サヘルさんは、イラン・イラク戦争の空爆で、村が全滅し、その瓦礫の中から奇跡的に一人だけ助け出されたの。彼女を助け出した学生ボランティアの女性が、のちに彼女の里親となる。
 サヘルさんは、病院から孤児院にいくことになる。イランの孤児院では、毎週金曜日に「オーディション」が行われ、子どもの出来ない夫婦が養子縁組する子を見に来るの。子どもたちは、自分をもらってくれるように精一杯のアピールをするの。一番の人気は、親を覚えていないほど小さい2歳程度の女の子。
 サヘルさんは、そこで2年間、誰にも選ばれず、引き取ってもらえずに5歳になったの。
 
 イランでは、里親を募集するテレビコマーシャルが作られ、孤児院の子どもたちがコマーシャルに出てくる。サヘルさんも最後に「親を捜しています。私たちをもらってください」といったの。それを、たまたま帰国していた、サヘルさんを助けた女性がテレビを見ていて、孤児院に会いに行ったの。
 
 独身の彼女は、親の反対を押し切って、サヘルさんの親になったの。

 その後、親や親戚から離縁された彼女は、フィアンセを頼って日本に来たの。
 ところが、そのフィアンセからアパートを追い出され公園でホームレス生活をしたり、学校でもいじめられたり、と波瀾万丈の生活。だけど、サヘルさんには、いつも、彼女が「おかあさん」としてそばにいてくれたの。
 
 サヘルさんは、自分だけの大人に出会えたのね。出会えて、よかったわね。と心から思うの。
 
 歌手の川嶋あいさんもそうだけど、親のいない子は、たった一人の大人に巡り会うことで、捨てられた子ども時代を取り戻すだけでなく、大きく可能性を伸ばすことができるの。
 どんなに潜在的な才能があっても、子ども時代から寄り添い、励まし、育ててくれる大人がいなければ、花開く可能性はないの。
 
 親を失っても、たった一人の大人に巡り会えた幸せな子どものストーリー
 
 施設から家庭に帰る子や、里親家庭に行く子を見送り続けたあたしは、誰かに手を引いてもらって施設を出て行きたかったのだと思うの。誰も迎えにこないで、15歳で自立と称して施設を追い出されるのではなく…
 
 比較すると、あたしが惨めになる。

 どんなに貧乏でも、どんな苦しい生活をしても、自分だけの大人と一緒なら、いつか思い出に変えられる。この本は、施設の子にとっては、マッチ売りの少女のともした一瞬の灯りのよう。
 
 どんな子にも、里親家庭で育つことが出来るよう、自分だけの大人を持てるように、施設で長期間暮らす子どもたちにチャンスを与えて欲しいの。

 サヘルさんは、「孤児院とはどんなところなのか、子どもたちはどんな思いで暮らしているのか」、メデイアに関わっている立場として伝えていきたいというの。

 川嶋あいさんは、エチオピアに孤児院を作ったという。あたしは、里親の推進をして欲しかった。自分だけが、施設から里親の元に救い出されるのではなく、より多くの子どもたちが里親家庭にいくメッセージを発して欲しかった。

 世界には、戦争の被害によって孤児院で暮らす子どもたちが大勢いて、その子たちは私と同じように両親の愛情を受けられずに育ちます。そして誰もが、私と同じように夢を抱いて生きています。ところが、この子たちを取り巻く環境はきわめて厳しく、大人になっても、ふつうの人よりも何倍、何十倍もの困難が待ち受けているのです。
 孤児院を出てから死んでしまう子もたくさんいます。また、夢をあきらめて犯罪に手を染める子もいます。
 そのいっぽうで、学問の道に進んだり、社会に貢献したり、夢に向かって着実に歩んでいく子もたくさんいます。平穏な家庭を築く子もいます。しかし、この子たちに共通しているのは、孤児院のことをあまり語りたがらない、ということ。つまり、孤児院について、その実態があまりにも知られていないのが現実なのです。
 でも、私には語ることが出来る。…
 サヘルさんは、本の中でこう語っているの。

 施設で子ども時代の全てを育った子たちは、たしかに、施設での生活を語らない。語ることが出来る人たちは、途中から家庭に行った子や、短期間施設で生活した子たちだけなの。施設全部育ちは、比較の対象がないから語りようがない。
 誰もいなかった施設生活を語ることは、誰からも不要とされていた子どもであることを認めることになる。あたしも、ネットだから語れるけど、本を出したり、顔出ししたり出来ない。「本を出しませんか」みたいなコメントもあったし、メールも来たりする。だけど、あたしは、語れない。

 誰もいなかった子ども時代なんて、それも、幼児の頃から暴力やレイプの環境にいたなんて、実世界で語るだけでも、リスクがあるし、あたしのアイデンティティの崩壊を招きかねない。

 だから、サヘルさんに語って欲しいけど、方向性を間違えないで欲しい…
子どもたちを施設にとどめておく方向ではなく、子どもたちを里親家庭に出す方向で語って欲しいの…

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