2007.04/28 [Sat]
今後目指すべき児童の社会的養護体制に関する構想検討会」への意見書(最終版)を読んで その一

エドワード・ブログの「今後目指すべき児童の社会的養護体制に関する構想検討会」への意見書(最終版)を読んだ。
以前、最終版をメールでもらっていたけど、ブログにアップしていなかったから、感想は控えていた。
養護施設の問題だけではなく、里親制度、養子縁組制度まで、親が育てられない子どもの問題をほとんど網羅した意見書なのね。よくぞ、短期間にここまでまとめたと思うわ。Edwardさん、お疲れ様。
Edwardさんは、プライベートな部分はweb版の意見書から削除しているから、あたしも書かないけど、この意見書のような活動を行っている方。口先だけでないというのがすばらしいと思うの。
さて、いくつか思うことを書いてみるわね。

まず、施設内の児童間暴力・性暴力について、正しく指摘している。
養護施設を知らない人は、養護施設は、子ども同士が仲むつまじく、助け合って暮らしていると思っているの。
だけど、学校でのイジメがなくならないように、施設でも、すさまじいイジメがある。学校なら、不登校する自由があり、イジメから逃れることも出来るけど、施設では、イジメから逃げることは出来ない。

貧しくても、清く正しく美しく育った子ならいざ知らず、親に殴られ、レイプされ、罵られ、捨てられた子どもたちが、他の子どもに優しく出来ると考えたら、その方は、本当におめでたい方だと思う。
子どもは、されたことを他の子どもにする。それを止められたら、「自分だってやられた」と納得できない気持ちになる。
自分にされたことを、他の子どもにしないということは、自分にされたことを否定すること。自分の過去を正しく認識し、整理できる子ども。そんな子は、とても少ない。
考える力があり、理性があり、心に神を持っている子だけが、どんな環境に育っても、暴力・性暴力を施設内連鎖しないのだと思うの。そして、そんな子は、本当に少ない。

養護施設がよかったという方は、施設で暴力の頂点にいた子たちだけ。多くの施設育ちは、施設で受けた暴力、イジメ、レイプの傷をいやせないまま、施設を出た後、ケアも受けず、つぶれていった。
養護施設における子ども同士の暴力・性暴力について書いてくれた。厚労省だけでなく、委員会の全委員に送ることができた。この意見書は、とても意義があると思った。
今後の委員会の議論にどう反映するのかわからないけど、委員会の議事録を楽しみにしている。
養護施設は、子どもの地獄なのよ。
<この項続く> …つもり。












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